20/10/03 19:32:09.43 CAP_USER9.net
● この30年で なぜ、日本は没落したのか?
前回、働き方を変え、社会全体を「メシ、風呂、寝る」から、「人、本、旅」の生活に切り替えていかなければいけない、という話をしました。
年間2000時間も働いているのに、平成の30年間の日本の成長率は1%しかない現実を直視すべきです。
ドイツ、フランスは年間1400時間で2%以上成長している。
骨折り損のくたびれ儲けが実に30年も続いたから、閉塞感が日本中に蔓延しているわけです。
この30年間でGDPの世界シェアは半減以下になり、IMD(国際経営開発研究所)の国際競争力は、世界のトップから30位に落ちた。
1989(平成元)年には、世界のトップ企業20社(時価総額ランキング)の中に日本企業が14社いたのに、今はゼロになった。
この根本原因は、男女差別とダイバーシティと社会の低学歴構造にあったと僕は思います。
● ファクトベース、エビデンスベースで、今すぐ行動を
ただ、コロナによって間違いなく日本人のITリテラシーが上がり、生産性が上がり、働き方改革はできると思います。
平成の30年間で日本のGDPの世界シェアは9.0%から4.1%と半減以下に落ち込んだわけですが、ここからみんなでITリテラシーを上げ、生産性を上げ、男女差別をなくし、ダイバーシティを大事にし、
「人、本、旅」で勉強して、もう1回、9%のシェアを取り戻そうとすれば、楽しい社会が実現できると考えています。
大事なことは、ファクトベースで、エビデンスベースで議論することです。
いまだに強欲な欧米の資本主義に比べ三方よしの日本的経営はすぐれているなどという学者も多いのですが、もし日本的経営がすぐれていたら、年間2000時間も働いたら普通は5%くらい成長して当たり前だとみなさん思いませんか。
そうですよね。
結果は日本が2000時間で1%成長で、ドイツ・フランスが1400時間で2%成長ですから、その答えは一つしかありません。
日本的経営は、エビデンスベースできちんとした経営がなされていない、マネジメントがなっていない以外の解はないと思います。
ビジネスの世界は数字やエビデンスで語るべきで、根拠なき精神論や思い込みを排することがこれからの日本を元気にする根本だということをお話しして、これで僕のプレゼンは終わります。
10/3(土) 6:01配信
URLリンク(news.yahoo.co.jp)