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農作物“大量窃盗”の闇 つるの剛士も被害 専門家「『引き売り』に紛れて流通も」 （1/2ページ） - zakzak：夕刊フジ公式サイト
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2020.9.19
子豚や子牛など家畜の大量窃盗が相次いだが、今度はナシやブドウといった農作物が各地で盗まれる被害が出ている。犯人像をめぐっては、ネット上で場外戦も繰り広げられる場面もあったが、盗まれた作物はどこへ消えたのか。
埼玉県神川町の農家4軒で8月25日～9月9日、旬を迎えたナシの品種「豊水(ほうすい)」を中心に、「新高(にいたか)」「あきづき」といった品種が計約3・3トン盗まれた。同県上里町では9月上旬、1軒で豊水などが1トン前後盗まれ、別の1軒でも0・3トンほどが木からもぎ取られ、放置されていた。県の担当者は「天候不順の中、ようやく収穫を迎える直前の被害で農家の落胆は大きい」と憤る。
群馬県高崎市の農園では8月末にブドウの高級品種「シャインマスカット」が約100房、梨が100キロ以上盗まれた。
長野県では、須坂市の畑でシャインマスカット22房と巨峰9房(時価計約4万2000円相当)を盗んだとして新潟県の無職男(68)が逮捕された。同県中野市内でシャインマスカット5房を盗んだとしてベトナム国籍の農業実習生も逮捕された。
大量に盗まれた農作物は、どのように転売されていくのか。『農業ビジネス』編集長でジャーナリストの浅川芳裕氏は「市場の残り物などを回収したり、農産物の履歴を問わないような『引き売り』や『卸業』に盗品が紛れ込んで流通する可能性はある」と指摘し、大量盗難の背景についてこんな見解を示す。
「農地は広くセキュリティーが甘いため、狙われやすい。しかし、防犯に投資するより農業専門の『収入保険』に加入したほうが手堅いという事情がある。盗難被害に遭っても、減収分の大部分が保険で補填(ほてん)されるからだ」
タレントのつるの剛士(45)も被害に遭った。ツイッターで、自身が栽培するパクチーを盗まれたと明かし、犯人は「一応目星がついていますので。畑近くの工場で働いている外国人」と投稿。すると、つるのは被害者であるにも関わらず、「人種差別を助長しかねない」と批判する勢力も現れ、炎上状態となった。
(略）
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
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