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7.10 J2第4節 岡山0-2北九州 Cスタ]
J2リーグは10日、第4節のファジアーノ岡山対ギラヴァンツ北九州戦が行われ、2-0で勝利した北九州が連勝を果たした。この日は政府によるイベント開催方針の緩和に伴い、約4か月半ぶりに観客入場が解禁。シティライトスタジアムには2294人の岡山サポーターが来場し、さまざまな制限がある中でも拍手などでチームを盛り立てていた。
Jリーグは6月27日の公式戦再開以降、無観客での開催を続けていたが、この日から5000人を上限とした観客入場が許可。半径1mの座席間隔、ビジター席の不設置、チャント応援・手拍子・鳴り物禁止など、さまざまな制限が設けられているものの、ようやくサポーターがスタジアムに帰ってきた。
注目の初戦は平日ナイターの岡山対北九州。前節の磐田戦(△1-1)から中4日の岡山は先発2人を入れ替え、DF後藤圭太とDF徳元悠平が新たに入った。一方の北九州は大量得点でJ2復帰後初勝利を飾った前節の琉球戦(○4-0)から中5日。同じ11人を先発に並べ、2戦連発中のMF國分伸太郎も引き続きボランチに入った。
序盤は北九州が一方的に主導権を握った。前半7分、右サイドを駆け上がったMF高橋大悟のクロスに合わせたMF椿直起のヘッドは枠を外れるも、14分にはゴール左斜め前からのFKを國分が惜しいシュート。さらに15分、椿のドリブル突破も左サイドを圧倒し、得点を奪うのは時間の問題かと思われた。
ところが前半20分すぎ、飲水タイムが取られると形勢が一転。中盤で優位性を保った岡山が主導権を握り始めた。29分には、左サイドからのクロスにMF上門知樹が反応し、シュートはGK永井堅梧を強襲。その後も中盤でのボール奪取からFW清水慎太郎、上門が次々にミドルシュートを放ち、勢いを持ったままハーフタイムを迎えた。
後半は互いに一進一退の攻防でスタート。それでも北九州は10分、岡山FWイ・ヨンジェのバックヒールパスに反応した清水のシュートをDF永田拓也がスライディングで阻むと、15分にFW池元友樹に代わって前節Jリーグ初ゴールのFW佐藤亮を投入し、そこから立て続けにスコアを動かした。
後半16分、MF加藤弘堅のフィードを椿が落とし、FW鈴木国友のボレーシュートがこぼれて高橋のもとへ。角度のない位置だったがボレー気味に右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。さらに18分、中盤で前を向いたDF岡村和哉がノーステップでスルーパスを送ると、佐藤が最終ラインを突破。フリーでGKとの1対1を制し、瞬く間に2点のリードを奪った。
その後は互いに交代選手を次々に投入し、終盤の攻勢を強めていく。それでも岡山は終盤のチャンスでMFパウリーニョのミドルシュートが枠を外れると、北九州のビッグチャンスはGKポープ・ウィリアムが阻んだものの、最後までゴールを奪うことができず。今季3戦負けなし(1勝2分)の岡山はサポーターの前で今季初黒星となった。
7/10(金) 20:58 ゲキサカ
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