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2020年06月25日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
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【ギョーカイ“マル秘”雑記帳】
蜜月関係にあったはずの日本テレビとジャニーズ事務所だが、どうやら雲行きが怪しくなってきたという。同局の人気看板バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」から正式降板したNEWS・手越祐也(32)の後釜が決まらず揉めているというのだ。
「日テレとしては2007年の番組立ち上げ当初から出演していた手越を失うのは大損失です。それでなくても『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負けている。当然、ポスト手越として人気・実力共にあるジャニーズの若手タレントを指名したそうです」(芸能プロ関係者)
日テレサイドが1位指名したのが同局のドラマ「未満警察」でダブル主演を務めるSexy Zoneの中島健人とKing&Princeの平野紫耀の2人だそうだ。ところがジャニーズ事務所はNGを出してきたという。
「スケジュール多忙を理由にロケやスタジオ収録に参加できないといったそうです」(キー局関係者)
日テレのキャスト案に代わって出てきたのがNEWSメンバーの起用提案だったという。
「まず、18年6月に未成年との飲酒事件が発覚して『news every.』を降板した小山慶一郎。そして今年、自身の短編小説『染色』を舞台化し、脚本家デビューする加藤シゲアキ。増田貴久は今年1月から『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー“ゴチになります”のメンバーに抜擢され、とりあえず落ち着いている。事務所としては小山と加藤の2人をどうにかしたいという思惑があるようです」(前出のキー局関係者)
このジャニーズの代替案に対し日テレはNOを突き付けたという。
「さすがに日テレも危機感を持っています。いくらジャニーズだからといって、プロデュースが非常に難しいタレントを押し付けられては番組が死んでしまう。だったら手越抜きのマイナス1でも構わないという考えですよ」(前出の芸能プロ関係者)
手越の代わりに“おみそ”を押し付けられた日テレが怒るのもよくわかる。