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2020.3.20 17:34
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音楽家、坂本龍一(68)が20日、東京・丸ビルホールで審査員長を務めた映画賞「第1回大島渚賞」の
記念上映会で審査員の黒沢清監督(64)、受賞した小田香監督(32)とトークショーを行った。
自身の映画音楽デビュー作となった大島渚監督(享年80)の映画「戦場のメリークリスマス」(1983年)では、
監督から出演をオファーされた際、自ら志願して映画音楽に携わったといい、「編集のビデオをもらって、
どこに音楽をつけたいかを大島監督に持っていったら、監督とほとんど同じだった。あとは何の楽器を使おうが
何も言わなかった。僕が作ったものは全部使う。何を出してもOKだった」と自由に制作した意外なエピソードを告白した。
だが、その後の担当映画では同じようにいかなかったとし、「映画音楽はこんなものだと思っていたら、注文だらけ。
完全にビギナーズラック。今は直し続けて40年ですから」と笑わせた。
また、映画の製作者に向けて、「映画をやっている人はフィルムと音楽を同じように思っている人が多い。音楽はフィルムの
ように摘まんでつなげると壊れちゃう。それをお分かりになっていない映画人の方が世界的に多い」と苦言を呈した。
この日は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、来場者全員に検温と手指のアルコール消毒が徹底され、
トークショーと上映の合間には場内の換気も行われた。
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坂本龍一