【Netflix】『攻殻機動隊』は未来ではなく現在を切り取ったアニメ 神山健治監督インタビューat MNEWSPLUS
【Netflix】『攻殻機動隊』は未来ではなく現在を切り取ったアニメ 神山健治監督インタビュー - 暇つぶし2ch1:muffin ★
20/02/19 12:16:09 ncVdHY2e9.net
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2020.02.18

Netflix(ネットフリックス)で2020年4月より配信される、『攻殻機動隊』のアニメ新シリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』。
今回はその共同監督のひとりであり、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(以下 S.A.C.)』シリーズも手掛けた神山健治監督にインタビューしてきました。

中略
─『攻殻機動隊 SAC_2045』では世界経済が崩壊していますが、それはやはり近年のことを反映したのでしょうか?

神山:そうですね。テクノロジーは現実にだいぶ追いつかれてしまったところはあるので、そこをどう描くかも色々と考えました。「2045」はAIが人間の能力を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)が起こると予測されている年から来ています。
でも最近の流行の流れはとにかく早いので、配信するころにはきっと流行ってないからシンギュラリティって言葉は劇中で絶対使わないぞ、とは考えていましたね(笑)。

─いろんなテクノロジーが登場しますが、劇中で登場させるものに何か基準とかはあるのでしょうか?

神山:テクノロジーを扱う作品ではありますが、僕自身は理系ではないです。なので僕の「あったらいいな」が基準になっていますね。

例えば、電脳は携帯電話が頭の中にあるみたいな状態なので、ネットワーク経由でデータのやり取りが出来て超能力みたいな感じがします。でも、それだけでは視覚的にはつまらないので、ウィンドウが開かれて相手が送ってきたデータがその場で見える映像を足しています。
他にも外部記憶装置なんていい方をしてましたが、あれも大容量のハードディスクやサーバーがあるといいよね、という願望から来ています。今ではクラウドで当たり前になりましたけど。
ただ、『S.A.C.』は高速なインターネット後の作品が持つ一つの弱点として、ぜんぜんガジェットが出せないというのがあるんですよね。例えばロボットアニメとか、高速ネット通信が可能になる以前であれば巨大な兵器に乗って戦う理由があり、それがカタルシスになったわけですが、今はドローンとかが当たり前で、パイロットが命をかけて戦う必要があまりないんですよね。もちろん作品ごとに理屈は用意されてるわけですが。

─確かに。あんまり道具を持ってあれこれやるのは、もう未来っぽくなくなっちゃってますよね。
─サイバーパンクものといったら、ガジェットでもなんでもケーブルを使った有線接続でした。『攻殻機動隊』でも一応ケーブルは描かれますが、実際にはもうすべて無線になってそうですよね。

神山:本当はしなくていいんですよね、有線。でも設定上、「盗聴されにくい」みたいな有線の優位性は作ってありますが(笑)。

─最近のテクノロジーの進化・変化で驚いたことはありますか?

神山:AIですかね。最初のシリーズでは、押井監督の『攻殻機動隊』の要素を引き継いで、人形使いのような漠然とした人間っぽいけど人間ではないもの、用語を使えば「ゴースト」を持たないものとしてAIを登場させていました。でも、今はiPhoneのSiriみたいに色んな所で使われて生活の中に入ってくるようになって、みんなの中にAIってこんなものだよねと理解されて、今までのように物語にとりあえず正体不明なAIを出すことが難しくなっています。しかもAIはスマートフォンほど生活を激変させないまま、まぁこんなもんだよねとスルーされているところに、驚きというか戸惑いを感じました。

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