20/01/24 16:26:33 mPFs/ZJi9.net
公開:20/01/24 14:50
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「そんな理屈、今の時代には通用しませんよ」
作家の吉川潮氏がこう憤る。
阪神の中継ぎ右腕・守屋功輝投手(26)が、妻への傷害容疑で兵庫県警から書類送検された一件。吉川氏がその拙さを指摘するのは、阪神球団の対応である。
23日発売の週刊文春が、2児の母である守屋の妻に対するDV、浮気について報じ、コトが露見した。その中身は、実にナマナマしいものだった。守屋に殴られたという腕には大きなアザがあり、さらに背後から殴られて転倒した際に頭を打ち付けた診断書もある。耐えかねた妻が出した被害届が受理され、書類送検に至った。
守屋はホンダ鈴鹿から2014年ドラフト4位で入団。昨季は、中継ぎとして自己最多の57試合に登板した有望株だ。関西の放送関係者が解説する。
「阪神はこれを受けて守屋を事情聴取しましたが、守屋は妻への暴力、浮気行為を否定。球団は22日に文春報道を否定するコメントを発表し、キャンプ参加も問題なしと判断した。『白』だと結論づけたのです。谷本球団本部長も、『本人のプライベートのことなので、本人に任せるしかない』と“幕引き”を図ろうとしました。が、警察は暴行事件に当たる可能性があると、検察に送検している。いわばグレーの状態です。しかも、奥さんに対するDVというのも印象が悪い。白黒ついていない時点で『白』だと言い切り、キャンプに参加させる判断には、チーム内でも疑問の声が上がっている」
たとえば、DeNAは元投手が未成年の女性と淫行疑惑が発覚した時点で、書類送検される前に無期限謹慎処分にした。刑事事件ではなくても、西武では未成年の投手の喫煙に対し、対外試合出場停止にしている。
「コンプライアンスが重視される昨今、阪神球団の対応にファンからの抗議が殺到。23日に急きょ、球団と守屋本人が釈明会見を開くことになったのです」(前出の関係者)