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2019年12月07日
4月に亡くなったモンキー・パンチさん原作の国民的アニメ「ルパン三世」を初めて3DCGアニメ化した劇場版アニメ最新作「ルパン三世 THE FIRST」(山崎貴監督)が全国で公開中だ。山崎監督といえば「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどヒット作を数々生み出し、「STAND BY ME ドラえもん」(2014年)や「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」(2019年)など3DCGアニメも手がけてきた日本におけるVFXの第一人者。脚本も手がけた山崎監督に、「ルパン三世」への思いや製作秘話などについて聞いた。
山崎監督のアニメの原点は宮崎駿監督の作品にあるという。自身で「極端に宮崎駿作品だけが好きなんです」と話す通り、今回の「ルパン三世」を3DCGアニメ化するにあたっては、「『カリオストロの城』(1979年)に近づけちゃいけないなと一生懸命逃げようとしたんですけど、やっぱり無理でしたね」と笑顔で語る。
「カリオストロっぽいルパンが好きなんですよ。ルパン三世で宮崎駿さんが監督した作品は『カリオストロの城』と(テレビシリーズの)『白い翼アルバトロス』『さらば愛しきルパンよ』の3本あるんですけど、それが自分の中で大きくて。見た時のワクワク感みたいなところから(製作意欲が)来ているので、それに引っ張られてしまうところがすごくありましたね。ものすごく逃げようとはしたんですけど」と明かす。
今回の企画が立ち上がったとき「僕は『ルパン三世』は3DCGに向いていると思いました。というのはカートゥーンの感じというか、割と海外のキャラクターに近い。日本のアニメの記号とはちょっと違うところにあると思いました」という印象だった。
「ルパン三世」はご存じの通り二次元のアニメとして脈々と続いてきた人気シリーズだ。それを3Dにする際には「できるだけ翻訳というか、2Dから3Dへの違和感はないようにというのは意識したんです。ところが、ルパン三世についてはいろんな人がいろんなタッチで描いていて、これというものはない。だから、それぞれの人の頭の中にある最大公約数的なルパンを、また他のキャラクターに関しても模索していったという感じですね」と語る。
最大公約数のキャラにするには「いろんな人に見てもらいました。ルパンだけでも当初20種類くらいデザインがあったんですよ。数十人にどれが好きか、どれが一番ルパンっぽいかなど意見を聞いて、それで選ばれたものをベースに作っていきました」という。
今回のルパンは赤のジャケットに黒シャツを着ている。山崎監督が好きな「カリオストロの城」のルパンのジャケットは緑色だが……。「いろんな意見を聞いたら、『ルパンってやっぱり赤じゃないか』と。個人的には緑色にしたい気持ちはめちゃくちゃありましたけど」と楽しそうに語る。
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