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WBSS仕掛け人ザワーランド氏を単独直撃、世界的な注目度の高さ強調
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ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ（WBSS）バンタム級決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA＆IBF王者・井上尚弥（大橋）がWBAスーパー王者ノニト・ドネア（フィリピン）と激突する。来日した大会プロモーターのカレ・ザワーランド氏は「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、バンタム級大会決勝の全世界視聴者が、「5億世帯以上」という試算を明らかにした。
シーズン1の決勝は全世界で4億世帯が視聴したというが、ザワーランド氏は今大会については「全世界様々なメディアを通じて放送されますが、5億世帯以上になるでしょう」と壮大な数字を口にした。
米国ではスポーツチャンネル「DAZN」で、英国では衛星放送局「スカイスポーツ」が中継。「欧州でも様々なメジャーな放送局で流れる予定です。素晴らしいことです。イノウエにとってWBSSは素晴らしいプラットフォームになったと思います。日本だけでなく、世界のメガスターになるための絶好の機会になるでしょう」と強調した。
昨年7月21日のシーズン1クルーザー級大会、オレクサンドル・ウシク（ウクライナ）と、ムラト・ガシエフ（ロシア）の決勝を大幅に超える5億世帯以上と試算している。
WBSSのピーター・バンク広報部長によると、全世界50か国以上で中継され、試合当日は20社以上の海外メディアが取材に訪れる予定だという。
日本でも異例の3局が中継、主催者驚き「世界的にも稀」
また日本国内でもフジテレビ、NHK、WOWOWの3局が中継するが、これに関してもザワーランド氏は「世界的にも稀でしょう」と驚きを隠さない。
「ボクシングの世界でスポーツのトップイベントの中継放送は、メガケーブル1社独占というパターンが多い。日本にもDAZNというプラットフォームもあります。このように競争力の高いマーケットが存在することは、ボクシング界にとっても大事なことです。イノウエのみならず、日本のボクシング界の将来にとっても大事な試合になるでしょう。
国民の多くがこの試合を見ることができる。イノウエには世界的なスーパースターになる資質があります。本物のスターです。シーズン1ではウシクがまさにそうでした。大会全体を象徴する存在になりました。シーズン2はイノウエがそうです。最高のポスターボーイであり、WBSSの主役です。私の住むイングランドではほとんどの人がモンスターを知っていますから」
世界中のボクシングファンが注目する軽量級屈指の好カード。モンスターが再び秒殺するのか、ドネアが意地を見せるのか。答えはまもなく出る。
11/7(木) 11:33配信 THE ANSWER
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