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2019.10.13
元伊代表FWバッジョ氏、日韓W杯メンバー落選に言及「私は選ばれるに値したと思う」
元イタリア代表の“ファンタジスタ”、FWロベルト・バッジョ氏が、トレントで行われたスポーツ・フェスティバルのトークショーに出席し、現役時代について語った。そのなかで、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)へ出場できなかったことは大きな失望だったことを明かしている。
バッジョ氏は6月に2002年の日韓W杯を控えた1月末に左膝靭帯を損傷。全治6カ月の重傷と診断された中で必死のリハビリを行い、4月21日に復帰した。調子を上げつつあるなかで代表発表を迎えたが、当時のジョバンニ・トラパットーニ監督はバッジョをリストに入れなかった。
それについてバッジョ氏は「私は2002年のメンバーに選ばれるに値したと思う。それは大きな失望で、パサデナでのことに似ている。もしかしたら、それが今の私がサッカー界から少し距離を置いていることの原因かもしれない。なぜなら、あのPKを高く外してしまったことへのリベンジをずっと探していたから」と振り返っている。
バッジョ氏の語った「パサデナ」とは、1994年のW杯決勝でブラジルと対戦したローズボウル・スタジアムのある米カリフォルニア州の都市のことだ。その試合で大会中の負傷も押して延長戦まで120分フル出場したバッジョ氏は、PK戦の5人目のキッカーとして登場したがクロスバーの上にシュートを外した。これがブラジルの優勝を決めるキックになり、呆然と立ち尽くすファンタジスタの姿はサッカーファンの記憶に強く刻まれるものになった。
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→バッジョ不在のイタリア代表、日韓W杯16強の韓国戦で不可解判定の連続により敗退
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