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《あのマツコが共演拒否なんてショック》《すっかり体制側の人間ね》と批判する人たちもいれば、《マツコの意見も一理ある》《確かにあの3人だけじゃ数字が取れないかも》と納得する人たちもいる。
世論を二分するのは、『週刊文春』(8月8日号)が報じたマツコ・デラックス(46才)の「爆弾発言」。
先月、ジャニーズ事務所がテレビ局などに、「SMAP」の元メンバー稲垣吾郎(45才)、草なぎ剛(45才)、香取慎吾(42才)を出演させないよう圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が同事務所に「注意」をしていたことが明らかになった。
文春によれば、実際に元メンバーの起用を見送った番組があるといい、そのうちの1つがマツコが出演する『5時に夢中!』(TOKYO MX)だったという。具体的には、稲垣が出演するプランをマツコの事務所が“妨害”した疑惑があると書き、マツコはそれについて、
《稲垣吾郎が『5時に夢中!』に入って楽しいと思う? いち視聴者として冷静に見れば、旬かどうかわかるでしょう》
と共演拒否を事実上認めたという報道だった。
そういった発言に冒頭で紹介したような賛否両論が渦巻いた。
当のマツコ本人は『週刊女性』(8月20・27日号)で《“圧力”なんてナイと言ったのに、文春の上司が都合いいように書き換えたのよ。ちゃんと話したのに、全然書いてくれない!》と主張、「吾郎批判」を否定した。
文春でのコメントは婉曲されたというのがマツコの言い分だが、ここまで“火消し”に力を入れるのも珍しい。
「サービス精神が旺盛なマツコさんは、直撃取材をされると何でも答えてしまうタイプ。文春の記者にノセられてしまった部分があったのかもしれませんね。今やレギュラー番組を8本も抱える売れっ子で、CM契約も多い。文春を読んだクライアント筋から、問い合わせがあって、反響の大きさに慌てた可能性はあるでしょう」(テレビ局関係者)
本人以上に騒がしくなっているのがマツコの周囲だ。犯人探しが始まっているという。
「稲垣さんの話は限られた人しか知らない“社外秘”の話です。文春はかなり詳しい情報を持っていたため、“誰かがマツコを陥れようとして情報を流した”と、マツコさんの周囲は感じて、リーク元を探しているようです」(前出・テレビ局関係者)
この騒動後、マツコの魅力でもある歯に衣着せぬ物言いが衰えなければいいが…。
ポストセブン 2019年8月8日 7時0分
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