19/07/26 15:19:14.38 11dh9ojz9.net
ジャニーズ事務所のカリスマ・ジャニー喜多川さんが死去したことで、業界では組織の分裂危機が囁かれている。
「しばらくは喪に服すので動きは見られないでしょうが、いままでどおり一枚岩というわけにはいきません。
事務所のトップ2は特に若いアイドルたちは打ち解けにくい空気があって、その潤滑油になるはずの役員たちも高齢者が多く、古い体質に不満が聞こえます。
今までは、抜けたらジャニーさんへの裏切りみたいな感じがあったんですが、それがなくなったのでいろいろ表面化するのは時間の問題」
こう話すのは過去、アイドルグループの全国ツアーに同行することも多々あったジャニーズ取材歴の長い芸能記者だ。
「トップ2」というのはジャニーさんの姉、メリー副社長とその娘、藤島ジュリー景子副社長のこと。
新体制ではジュリー副社長が新社長に就任する見込みだが、母娘ともこれまで経営面を見てきた「フロント」であり、
タレントの発掘や舞台制作など現場を見てきたジャニー社長とはハッキリ分業されていた。
現場のカリスマがいなくなる不安は大きく、そのためジャニーさんの生前から現場の引き継ぎで、滝沢秀明がタレント引退してまで関連会社の社長に就いた。
「ハッキリ言えば、メリーとジュリーは社内の悪役です。会社ってどこでも現場に来ない人物が悪く言われがち。
それと大きいのは2人とも腹を割って話しにくい年上女性ですから、なにかとタレントが事務所への不満を『メリーさんが』、『ジュリーさんが』と言っていたんです。
ジャニーズって男だらけの体育会系な世界なので、なおさらです。
SMAP分裂騒動だってマネージャーの飯島(三智)さんが現場主義だったから溝ができたようなもの。
分業制が裏目に出たんですよ。そういう意味では滝沢も現場サイドの人。それも彼を慕うのは年下の若手が中心です。
40代以降の所属タレントたちは本心を母娘にも滝沢にも言わないと思います」(同記者)
ジャニーズ事務所は62年にジャニーさんとメリー副社長が2人で立ち上げたものだが、現在は関連会社を含め数百人の従業員を抱え、所属タレントも約400名。
たくさんの人気グループが所属するため芸能プロとしては微動だにしない大手だが、他の事務所と違うのは、タレントに敬語を使わさず、
フレンドリーな関係を作ってきた稀有なトップ、ジャニー社長の存在があまりに大きかったことだ。
「“性癖”について報じられ騒動になったこともありますが、人として慕われたのは事実。本来、高齢になったタレントが、
次々に引退してジャニーさんのもとでスタッフ修行する流れを作れたらよかったんでしょうけど、ジャニーズタレントってアイドル以外のこと何もしてこなかった人が多いし、
誰もジャニーさんにはなれないって感覚も強かった。だから、ほとんどのタレントがタレントのまま、ということになる。そうなると儲かってる会社に対して不満が募るところもあるんです」
あるベテランタレントは、人気が落ちてきた頃にネットの動画やSNSを使って再ブレイクをしようとしたところ、
長くネット活動に後ろ向きだった事務所から止められ、以降は不満を抱えている様子だったという。
ジャニーズは非上場企業のため総資産は不明だが、都内一等地に総計500億円ともいわれる多数の不動産を所有し、
コンサートチケットを購入するためのファンクラブ会員による莫大な収入を軸に、売り上げは年間1000億円以上といわれる。
しかし、会社を儲けさせたタレントの中には「僕らに十分、還元されてない」と感じる者もいるようなのだ。
「その不満を表にさせなかったのが、恩人ジャニーさんの存在でした。みんなを分け隔てなく愛した人ですが、
贔屓する傾向が強い女性役員の下では、みんな自分の損得で行動するでしょう」と話す記者が予測するのは、「派閥の4分裂」だ。
「『ジュリー派』『滝沢派』『ベテランタレントの不満分子』『上に可愛がられてないと感じた日陰派』、
それぞれどんな決断を下すかは分かりませんが、最悪4つに割れることだってありえます。さらに、それ以外にも少数で独立する者も出てくるでしょう。
一般的に喪に服すのは1年といわれてますから、一周忌の法要後あたりから要注意」
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