19/06/22 11:35:04.17 woliJUzJ9.net
前回は巨人のエース・菅野智之のことを書いたが、太りすぎは投手ばかりではない。
セ・パ交流戦をテレビで見て驚いたのは、西武の4番・山川穂高一塁手の大振りである。力任せの空振りで、勢い余ってヒザから倒れ込んだときには唖然とした。
いうまでもなく、山川は昨年パ・リーグで優勝した西武の主砲である。私も西武の監督を務めたことがあるが、全試合で4番を務めてホームラン王(47本)になったのは山川が球団史上初だった。
打点も124を叩き出し、10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。沖縄出身で6年目の27歳だが、身長176センチ・体重108キロはそのまま裸で土俵に上がってもおかしくない体格である。
旧知の新聞記者によると、山川の試合前のフリーバッティングは、まるでホームラン競争だという。
全身を投球にぶつけるようなアッパースイングでレフトスタンドに連続アーチをかけ、歓声を上げる観客とともに、山川自身も喜んでいるという。これが果たして打撃練習といえるのか。
西武にはもう1人、巨漢のホームランバッターがいる。「おかわり君」の愛称で知られる175センチ・102キロの中村剛也三塁手である。2014年から2年連続ホームラン王で、大砲としては山川の先輩にあたる。
このほか、ロッテにも似たような巨漢選手がいる。4番の一塁手・井上晴哉で、180センチ・114キロ。5年目の昨年はほとんどフル出場して打率.292、本塁打24の成績を残した。
しかし、巨体でフルスイングする彼らが、あんなに振らないと飛ばないと思っているなら間違いだ。
いまより