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6/1(土) 12:12配信
東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、五輪の聖火ランナーの募集概要を発表した。中学生以上（来年4月時点）が対象で、走る都道府県にゆかりがあることなどを条件としている。国籍は問わない。1人当たりの走行距離は約200メートルで、参加無料。募集は今月17日に始まり、選考の末、12月以降にランナーが発表される。
募集は都道府県の実行委員会と聖火リレーのスポンサー4社がそれぞれ行う。募集開始はスポンサーの日本コカ・コーラが今月17日、トヨタ自動車と日本生命保険、NTTの3社は同24日で、実行委が7月1日。締め切りはいずれも8月末。いずれかの実行委員会に1回と4社に1回ずつの最大5回応募できるが、走行できるのは1回。応募方法はそれぞれが順次発表する。
ランナーは復興支援や地域活動などを考慮して選考される。国会議員や地方自治体の首長・議員らは対象外で、政治的・宗教的なメッセージを目的とした応募も受け付けないとしている。18歳未満は保護者の同伴が必要。単独走行が困難な場合は、介助者を1人つけることができる。
走者は約1万人の予定だが、推薦枠もあり、組織委は募集人数を明らかにしていない。【松本晃】
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