19/04/17 12:17:46.65 EmyzPstx9.net
頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・高山善廣(52)が本紙のインタビューに応じ、現在の心境を激白した。
あの事故からもうすぐ2年。一時は「死」を覚悟しながらも家族、仲間、そしてファンに支えられ奇跡の“復活”を目指す。
「プロレス夢のオールスター戦」(東京スポーツ新聞社主催)から40年となる8月26日には
東京・後楽園ホールで2回目の高山支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE」が開催されることも決定。長い闘いを続ける帝王は今、何を思うのか―。
―5月4日であれから2年だ
高山:早いね。あの直後は「何で生きているんだろ」って思っちゃった。
正直ね、「このまま死んじゃったほうが楽だ」と思った。なんか重くなっちゃうよ、こんな話したら。今でこそ自分の手と足があることは分かるんだけど、意識が戻ったばかりのころは体が全くないと思ったくらいだった。
下を向けないから、目でも確認できない。それくらいひどい状態だった。だから「あーあ。ダメじゃん。もう終わりじゃん」しかなかった。そのほうがミッキー・ロークの映画(※注1)みたいに格好よく終われたじゃん。
―どう気持ちを切り替えたのか
高山:奥さん(奈津子夫人)にその言葉をボヤいちゃったんだ。そうしたら「(12歳の)子供もいるんだから、そんなこと言わないで!」って。なんか申し訳なかったね。
あと子供がさあ、俺が倒れたと聞いた時、うずくまって動かなくなったと聞いてね。
―レスラー仲間たちもすぐに支援の手を挙げてくれた
高山:本当にうれしかったよ。(鈴木)みのるちゃんだって真っ先に病院に来てくれたしさ。ありがたいよね。偉そうに暴れているだけのオッサンなのにみんな優しすぎる。
―長い闘いが続くが、支えになっているのは
高山:目標があるんだ。単純に言えばプロレスはもうできないけど、リングを自分の足で下りてないわけじゃん。
担架で下りちゃったから。だからファンの前で「プロレスを辞めます」って、自分の足でリングを下りるのを最後に見てもらいたい。
ちょっとずつだけど、良くはなっているんだよ。足の裏が感じるようになっているからね。
―その後もマット界での事故が相次ぎ、プロレス界で議論が起きた
高山:危ないからみんな、さっさと辞めたほうがいいよ! というのは冗談で、おっかなびっくりやってるやつは一生トップにはいけない。
プロレスラーになった以上、自分でストップするのは無理。そこは周りが考えてくれないと。それこそWWEみたいに「こういう選手は使いません」みたいに(ルールを)きっちりしないとね。
―多くの先輩たちも見舞いに来てくれた
高山:前田(日明)さんが来た時はめちゃくちゃ緊張してさあ。ガチガチに首が固まっちゃった。
天龍(源一郎)さんは「高山選手だったら大丈夫。リングに立てるようになるから」って励ましてくれた。あのおじさんはああ見えて常識人だったよ(笑い)。
―2017年4月に「急性心不全」「右脚蜂窩(ほうか)織炎」「感染症」を患った元横綱曙(49)も闘病中だ
高山:横綱もああいう状態から意識が戻って、(元横綱三代目)若乃花(花田虎上氏)と再会したテレビがあったじゃん。あの時、目つきが変わった。
そういうのを忘れないで頑張ってほしいね。お互い自分の足で歩けるようになって、東スポで対談だね。チーム「リハビリ」ってさ。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
4/17(水) 11:03配信
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