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新日本プロレスのジュニアの象徴、獣神サンダーライガーが7日、都内の事務所で会見を行い、来年1月4日の東京ドーム大会をもって現役引退することを発表した。
ライガーは、6日の大田区大会で、石森太二のIWGPジュニアヘビー級王座に挑み敗れていた。
ライガーは「昨日の試合を通して、自分にはもう伸びしろがないなと感じた。今まで培ってきたテクニックなどはいくらでも生かせるが、伸びしろはないと感じた。ベルトを取ってもやめるつもりだった。
東京ドームという場所を用意してくれた新日本には感謝しています」と話した。
また「仮に(昨日の試合で)ベルトを取っても引退を発表しようと考えていました。勝ち逃げです。
レスラーに対する美学ですが、まだできるのに何でやめるの? っていうのがボクの中にあったので、引退を決断しました」と言い、「平成が終わるとともに引退ってカッコよくね?」と笑いを誘った。
ライガーは、変身前の山田恵一として高校卒業後にメキシコ修業中に、山本小鉄に認められ新日本に入団。84年3月3日にデビューした。
その後、89年4月の東京ドーム大会で、アニメ「獣神ライガー」とのタイアップ企画で、獣神ライガーとして覆面デビュー。
その後、獣神サンダーライガーと名前を変え、現在に至っている。
170センチと小柄ながら無類の練習熱心さと努力で、覆面に負けない華麗なプロレススタイルを作り上げ、海外でも絶大な人気を誇る。
国内の他団体とも積極的に交流し、9