19/02/06 18:24:51.66 BbxU2qis9.net
NHKの看板報道番組「クローズアップ現代+(プラス)」が4月から週4回(月~木曜)から週3回(火~木曜)に縮小されることになった。
しかし、実際は番組自体が存続の危機に瀕しており、状況によっては、秋にも消滅のおそれがあるというのだ。
「クロ現」は1993年に始まり、政治や経済、事件など幅広いジャンルを深く掘り下げる調査報道番組。2016年4月から午後10時の枠で放送されている。
4月からは、月曜日にはドキュメンタリー系の番組を放送し、「クロ現」は火~木曜日の週3回となるというが、「もともとは上層部の判断で番組自体を廃止しようという流れでした」と関係者は明かす。
「午後7時半というゴールデン帯だった『クロ現』の枠をめぐり、NHKでは、バラエティー路線を強化したい編成局と伝統の報道番組を残したい報道局で争ってきました。
そこに起きたのが2015年のやらせ疑惑。これで上層部はクロ現廃止の流れに傾きました」
しかし、廃止には抵抗も強く、番組は午後10時に移行。「裏には『報道ステーション』や人気ドラマなどが多く、視聴率的にはより厳しい時間帯。案の定、視聴率は一桁台に低迷しています」とテレビ誌編集者。
「その間に『チコちゃんに叱られる!』といったバラエティーが台頭し、この路線が強化されています。さらに午後10時半以降の番組のスタッフからも『クロ現で下がった数字を取り戻すことができない』と不評が上がっている」と続ける。
そこで再び、クロ現の存続問題が浮上した。
「番組を終わらせようという意見が、上層部から上がったようです。その中で週1回の75分番組という案も検討された結果、週3回という形に落ち着いたようです」と先の関係者。
しかしまだ問題が解決したわけではない。
「今回の変更で数字が好転しないと、打ち切りが俎上に上がる。さらに枠を削られるか、本当に消滅するかという判断になってくるのです。しかし視聴率だけで判断することが、報道機関として正しいあり方なのか。
NHKの矜持が問われることになりそうです」と先のテレビ誌編集者。
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2019年2月6日 17時30分 ZAKZAK(夕刊フジ)