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【文芸】古市憲寿氏の芥川賞落選劇に見たフジテレビの悪のり…はしゃぎ過ぎだった金屏風・模擬受賞会見セット - 暇つぶし2ch1:ばーど ★
19/01/17 10:28:31.21 ZPLxZhTp9.net
 いくらなんでも、これはやり過ぎだろう。16日の朝、フジテレビ系情報番組「とくダネ!」(月~金曜・前8時)を見ていて、そう思った。
 この日の番組では、同日午後4時から東京・築地の料亭「新喜楽」で選考会が開かれる第160回芥川賞と直木賞を特集した。同番組のレギュラーコメンテーターで数々の炎上発言で人気者となった社会学者・古市憲寿さん(34)の「平成くん、さようなら」(文學界9月号)が今回、堂々の芥川賞初ノミネート。この日は“時の人”を迎え、明らかにはしゃぎ気味の番組作りが展開された。
 特集コーナーの冒頭、メインMCの小倉智昭氏(71)の「古市君が古市先生になる日がやってきましたよ」という悪のり気味の発言で、すでに私は、ややイラッとしていた。作家インタビューを通じて、「先生」と呼ばれることを極端に嫌う作家も数多く知っているだけに、この日の小倉氏の発言には古臭さだけを覚えた。
 当の古市氏も眉をひそめながら、「すごいネガティブ・キャンペーンをされている感じ」と苦笑い。「別に賞は僕が決めることじゃないんで…。でも、ソワソワはしています」と正直な思いを語った。
 しかし、そんな当事者を置いてきぼりにして番組は暴走。選考会開始の7時間前に「新喜楽」前に山中章子アナウンサー(32)を派遣。「平成最後の歴史的選考会を前に厳粛なムードが漂っています。芥川賞作家・古市先生の誕生なるか?」と、ノリノリのリポートまで展開させた。
 ついにはスタジオ内に用意した金屏風の前に古市氏を座らせ、模擬受賞会見まで開催。これには古市氏も「なんで、金屏風なんですか? (番組が)親戚のように喜んでくれるのは、うれしいんですけど、余計なおせっかいというか」と苦笑いで本音をのぞかせた。
 ゲストの芥川賞作家・羽田圭介さん(33)も「もし、選考委員の方がこの番組を見ていたら、『アイツ、調子に乗ってんな』って落とされるかも知れないんで。古市さんにとって、この番組はマイナスになっている気が…」と、ジョークまじりに指摘したが、目は笑っていなかった。
 そして7時間後、羽田さんの“予言”は最悪の形で的中してしまう。
 ※中略
 
 だからこそ、奥泉氏の真摯な選評とは対局にある「とくダネ!」の番組作りに納得がいかない。文学が高尚なもので、テレビ番組がそれに劣るとは全く思っていないが、今回、「とくダネ!」が古市氏に行ったことは、まさに、ひいきの引き倒しではないか。文学自体も候補者としての古市氏も、こんな形でいじくり回していい存在ではないと、私は思う。
 今回の“悪のり金屏風”の前で「個人的に書いた小説なんです。1年半くらい前に個人的な事があって、書いた。そういうことも盛り込んで書いたので、本になっただけでうれしかった」。そう、ポツリと漏らした言葉こそ、古市氏の本音だろう。
 毒舌ゆえに炎上発言ばかり繰り返すキャラクターとして取り上げられることが多い同氏に関しては、こんなこともあった。
 昨年、「スポーツ報知」web記事が何回も使用した同氏の若き日の写真がSNS上で「まるでオバサンみたい」と話題になった。これを気にした同氏は昨年7月、新しいポートレート写真を撮るため、「とくダネ!」終了後に自腹でタクシーを飛ばして、報知新聞社を電撃訪問。素敵な笑顔の写真を多数、撮り直したという一幕があった。
 「ポエムのAO入試で慶大に受かりました」と、テレビ番組で明かしたこともある古市氏は、それほど繊細な一面も持っている。だからこそ、7時間後に芥川賞当落が決まる微妙な時間に文学賞ネタでいじり倒さなくても良かったのでは―。私は、そう思った。
 もちろん、この日の残念な結果に、フジテレビの悪のりが影響を及ぼしているとは思わない。ただ、炎上発言とは裏腹なナイーブな文学青年の横顔を知っているだけに、「ほっておいてあげれば良かったのに…」。そんな気持ちだけが残った築地の夜だった。(記者コラム・中村 健吾)
2019年1月17日7時45分 スポーツ報知
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