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世界的にヒットしているダンス音楽「タキ・タキ・ルンバ(原題Taki Taki)」に、スペイン語で「尻が長崎のように爆発」という歌詞があり、不適切だとする日本側の指摘で変更されたことがわかった。
配信するユニバーサルミュージックの日本法人は「アーティストに特段の意図がなかったとはいえ、日本では誤解を招きかねなかった」と説明している。
「タキ・タキ・ルンバ」は、フランス出身の米人気ミュージシャン「DJスネイク」が手がけ、セレーナ・ゴメスなど著名スターも参加。9月下旬に配信されると、米ビルボードのラテンチャートで初登場1位を獲得した。性的な内容も含まれる詞がスペイン語と英語で歌われ、「タキタキ」と韻を踏んで「ナガサキ」「カワサキ」と日本の固有名詞が歌詞に入っていた。
だが、「ナガサキ」のくだりは原爆の被害を軽んじていると受け取れる一節になっており、日本法人は「日本では特にセンシティブ(敏感)だ」と米本社に変更を求め、国内でのプロモーション活動も控えた。
2018年11月12日 19時21分
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