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須磨学園高校(神戸市須磨区)は5日、サッカーの公式戦の試合中に、2年の男子部員(16)が対戦相手の神港学園高校(同市中央区)の選手に顔を蹴られ前歯2本を折る重傷を負ったと発表した。須磨学園側は、兵庫県警神戸北署に傷害容疑で被害届を提出し、受理された。神港学園側は「故意ではなかった」と主張している。
須磨側によると、両校は市サッカー協会主催の試合で9月29日に市内のグラウンドで対戦。けがをした男子部員は、プレー中に神港学園の選手に押し倒され足で顔を蹴られたという。保護者が動画を撮影しており、須磨側は「故意にけがをさせた」としている。
一方、神港学園の増尾礼二校長は産経新聞の取材に「(神港学園の)生徒は一貫して故意ではないと言っている」と主張。5日に同市内で会見した須磨学園の西和彦学園長は「神港学園の対応はあまりに無責任で被害届もやむを得ない」と強調した。
10/5(金) 21:19
産経新聞
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