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羽生善治 タイトル獲得100期お預け 初タイトルの豊島棋聖誕生で31年ぶり「群雄割拠」状態に
2018年7月17日 18:23 スポニチ Sponichi Annex 芸能
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棋聖戦第5局、豊島将之八段と対局する羽生善治棋聖(撮影・郡司 修)
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将棋の棋聖戦5番勝負は17日、東京都千代田区の都市センターホテルで最終第5局が指され、挑戦者の豊島将之八段(28)が羽生善治棋聖(47)を下し、3勝2敗で棋聖位を奪取。豊島はタイトル戦5度目の出場で悲願の初戴冠となった。
敗れた羽生は竜王の1冠に後退。タイトル獲得100期到達は10月開幕の竜王戦7番勝負以降に持ち越された。
振り駒で羽生が先手番になり、戦型は今シリーズ3度目の角換わり腰掛け銀で進行した。中盤からは豊島が羽生の王頭を攻め続け、徐々に優勢を広げた。最後は豊島の108手目を見た羽生が頭を下げ、フルセットにもつれ込んた激戦に終止符が打たれた。
豊島棋聖の誕生で、将棋界は8タイトル保持者が全て異なる群雄割拠状態に。7タイトル時代の1987年(昭62)に7棋士が分け合って以来、31年ぶりの戦国時代到来だ。
※2018年7月17日時点のタイトル保持者
竜王=羽生善治(47)
名人=佐藤天彦(30