18/06/18 08:42:04.27 CAP_USER9.net
サッカーW杯ロシア大会1次リーグH組で、日本代表の初戦コロンビア戦が行われる、19日、東京・渋谷駅前のスクランブル交差点は警視庁の厳戒態勢下におかれる。
試合で盛り上がるサポーターらが大勢集まることが予想され、数百人規模の機動隊員らを投入する一方、「DJポリス」による“ソフト”警備も展開する。昨年8月に日本代表がロシア大会出場を決めた際はDJポリスの効果が薄かったことからリベンジを期す。
コロンビア戦は午後9時開始、終了は同11時ごろ。サポーターとともに、仕事や食事を終え帰宅しようと駅に急ぐ人たちが重なる。サポーターややじ馬、帰宅者らを含めると人出は1万人を超えるとの予想もある。
警視庁は、軽妙な語り口で誘導するDJポリスにより安全な通行を呼びかけるほか、斜め横断を禁止にする方針。試合展開に応じて警察官や車両の配置も変え「万全を期す」と気合を込める。
雑踏警備の切り札となっているDJポリス。初めて注目を集めたのは、2013年6月、日本代表がW杯アジア最終予選でブラジル大会出場を決めた時だ。混乱状態のスクランブル交差点で「日本代表のユニホームを着ている皆さんは、12番目の選手です。チームワークをお願いします」と呼びかけた。
さらに「怖い顔をしたお巡りさんも心の中では喜んでいます」と“本音”を漏らすと、周囲は「お巡りさん」コールで沸いた。この日の渋谷駅前は逮捕者やけが人はなく、大きなトラブルも起きなかった。警視庁は警視総監賞を授与した。
この活躍を見た全国の警察学校からDJポリスは講師として招かれた。今では警視庁の女性版や京都府警、熊本県警などでも誕生。福岡県警では4カ国語を使うDJポリスが昨年末、登場した。
“本家”はその後もハロウィーンや新年のカウントダウンイベント、隅田川花火大会などでマイクを握る。ただ、昨年8月、日本代表がアジア最終予選でロシア大会出場を決めた際には、呼びかけがほとんど効果を上げなかった。
来年はラグビーW杯、2020年は東京五輪・パラリンピックと雑踏警備に気を配るビッグイベントが続く。警視庁は、渋谷のスクランブル交差点警備には特に注意を払うとしているだけに、19日は昨年のリベンジなるかに注目が集まる。
6/18(月) 7:00配信
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