17/11/08 22:53:19.24 CAP_USER9.net
2017年のプロ野球は史上最多の観客動員2513万9463人を記録、高校野球では早稲田実業の清宮幸太郎や広陵の中村奨成が大きな注目を浴びるなど、野球人気はうなぎのぼりだ。
それだけに、遠くない将来の野球界を揺るがす地盤沈下はほとんど目を向けられずにいる。
北海道日本ハムファイターズの大渕隆スカウトディレクターは金の卵を探して日本全国を巡る中、野球人口減少の惨状を見聞きしてきた。
「時代の流れとして、野球は淘汰されるんだなと感じています。ダイバーシティと言われる中、競技も多様化されて当然。それなのに、野球界では『巨人、大鵬、卵焼き』の流れが
まだあると思っている人がいます。日本に野球があって当たり前だと思う感覚を早く捨て去らないといけない」
過去10年間のデータを見ると、小・中学生の野球離れは著しい。
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2007年と2016年の人数を比較すると、小学生は19%、中学生は32.7%の減少だ。子どもの総数自体が減っているとはいえ、その減少幅は7.7%だから、
少子化だけが野球離れの原因ではない。加えて言えば、サッカーの小・中学生年代にあたる第3・4種人口は同時期に6%増えている。
とりわけ深刻なのが地方だ。伝統的に野球の盛んな青森県弘前市では、スポーツ少年団に登録する小学生の数が2006年の