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夏の風物詩・高校野球に迫る「部員減」の危機 :日本経済新聞
第99回全国高校野球選手権大会の地方大会の参加校数は昨年より35校少ない3839校で、14年連続で減少した。この背景には若者人口の減少以上に「野球離れ」が進んでいることがある。日本高等学校野球連盟によると、2017年度の硬式野球の部員数は16万1573人と前年度比4%減り、13年ぶりの少なさとなった。きめ細やかな指導などで継続率の維持に努めているが、減少傾向に歯止めがかかっていない。
野球の代わりに運動部員を集めているのがサッカーだ。全国高等学校体育連盟によると、16年度の男子サッカーの部員は16万9855人で5年前より1割強増え、サッカーの部員数が初めて野球を上回った。
中学校の状況をみると野球の先行きは安閑としていられない。日本中学校体育連盟の資料によると、16年度の軟式野球の男子部員数は18万5314人と5年前に比べて3割強も減っている。中学では13年度に男子サッカーが軟式野球の人数を超え、その後も差は開く一方だ。
さらに、追い上げるのがバスケットボール。バスケは少子化の時代でも安定した人気があり、16年度の軟式野球との差は1万人を切った。ソフトテニスや卓球もバスケに次ぐ人気で安定している。今のペースで軟式野球の部員数減が続けば、数年後にはバスケに2位の座を譲るだけでなく、ソフトテニスや卓球にも抜かれ5位に転落する可能性がある。
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