17/08/15 07:57:18.66 CAP_USER9.net
メディアの役割は「事実を公正に伝えること」である。
自分たちの望ましい方向に世論を誘導することではない。
日本のメディアはその点で、十分に成熟していると言えるだろうか。
最新刊『頼るな、備えよ―論戦2017』が発売された櫻井よしこ氏が語った。
● 「時代のため」と言って 平気でウソを撒き散らす大手メディア
世界は大乱世の時代のとば口に立っている。
いまや、戦後見慣れてきた国際社会の安寧と秩序が脅かされる危険がある。
そのとき、日本を取り巻く国際環境を正確に読み取ることができれば、突破口を開き、問題を乗り越えることもできるだろう。
希望的観測や過度の悲観論を横に置いて、内外の事情を虚心坦懐に分析することが欠かせない。
こんな時代だからこそ、メディアの責任は一層重い。
印象操作を加えることなく、でき得る限りの公正さで事実を伝える責任のことである。
そこで『こんな朝日新聞に誰がした?』(長谷川熙・永栄潔共著/WAC)の一読をお勧めする。
両氏共に朝日新聞社OBで、長谷川氏は先に『崩壊 朝日新聞』(WAC)を上梓し、鮮烈な「朝日新聞」批判で注目された。
永栄氏は嫌味もけれん味も感じさせないやわらかな文章で『ブンヤ暮らし三十六年』(草思社)で新潮ドキュメント賞を受賞している。
両氏の対談を主軸とする『こんな朝日……』では、驚くべきことが暴露されている。
「週刊朝日」編集