17/06/05 09:28:14.35 CAP_USER9.net
元TBSワシントン支局長のジャーナリスト山口敬之氏(51)に“昏睡レイプ”されたと主張するジャーナリストの詩織さん(28)が、本紙の取材に応じ、落語家・春風亭小朝(62)からの異常性行為など虐待被害を訴えるタレントの泰葉(56)を援護射撃した。泰葉は元夫の小朝から受けた虐待が双極性障害の原因になったと説明。2日に記者会見を行う。詩織さんは「きちんと話を聞いてあげるべき」と訴えた―。
詩織さんは5月29日、レイプ被害者としては異例の実名&顔出し会見を行った。2015年4月に山口氏と会食中に意識が飛び、介抱を装いホテルに連れ込まれた末にレイプされたという。
30日にあらためて本紙の取材に応じた詩織さんは当時を思い返し「2軒目のおすし屋さんで突然、意識がもうろうとしてきました。あれはお酒の酔い方ではありません。その証拠に翌日起きた時、頭はクリアでした。泥酔だったら二日酔いでフラフラなはずです」と断言。これは「デートレイプドラック」と呼ばれる薬物の典型的な症状だという。山口氏は詩織さんに“薬物”を使用した疑いも持たれている。
山口氏は準強姦の疑いで書類送検されたが、昨年7月に不起訴処分に。“安倍晋三首相(62)ベッタリの御用記者”で知られるだけに警視庁の“忖度”が働いた疑惑ももたれているのは、本紙昨報の通りだ。
現在、国会では森友学園に続き、加計学園の獣医学部設立の経緯をめぐっても官邸の“忖度”があったと議論に。そこに山口氏への“下半身忖度”まで働いたとなれば、官邸は新たな悩みを抱えることになる。同氏は「法に触れる事は一切していません」としている。
ネット上では、詩織さんの代理人を務める西廣陽子弁護士の上司に当たる松尾明弘氏が、次期衆院選で野党民進党から出馬予定であることを挙げて「このタイミングの彼女の告発には政治的な意図がある」との記述も散見されるが…。すなわち「安倍自民&山口氏VS民進&詩織さん」という対立構図だ。
これについて詩織さんは「ネットの印象操作は恐ろしい。15年6月に性犯罪被害者のコールセンターに電話して、紹介してもらったのが西廣先生なだけなのに…。私の告発に、右も左もありません」と強調。当の西廣弁護士も「ネットの方々はずいぶんユニークなことを言うもんですね」と否定した。
詩織さんが素性を明かしてまで会見に臨んだのは、山口氏を潰すためではなく、日本の性犯罪被害者への対応が不十分だと思ったからだという。
「外国に比べてだいぶ遅れています。警察からは『被害者らしく泣いたりした方がいい』と言われ、表に出て話すことすら許されない風潮になっている。警察に被害を訴えても『動画などの証拠がないと立件は難しい』と言われ、各部署をたらい回しにもされました。ここで声を上げないと変わらないと思いました」
国会では性犯罪厳罰化の法改正が進んでいるが、詩織さんは「捜査の手法も変えないと意味がない」と力説する。
レイプ被害が届きにくい社会。同様のケースは芸能界でも起きている。
元夫・小朝を「金髪豚野郎」とののしり、07年11月の離婚会見を前代未聞の金びょうぶ前で行った泰葉だ。先月24日にブログで小朝から20年間にわたり「いじめ」「異常性行為」などの虐待を受けていたことを告白。それが双極性障害(躁うつ病)の原因になったと告発した。
さらに今月27日にはラジオ番組でこの件に言及した“芸能界のご意見番”和田アキ子(67)にも「明らかなる営業妨害 名誉毀損」とブチ上げ、6月2日に告発会見を行うことを発表した。
エキセントリックな言動で知られる泰葉だけに、冷めた目で見るメディアが多いのは確か。だが、詩織さんは「きちんと話を聞いてあげるべき。強姦などの虐待は夫婦間でも成立します。泰葉さんが『NO』なのに、夫がムリヤリ襲えばそれはレイプです。先入観で物ごとを見るのは日本の悪い風潮。泰葉さんの言葉に耳を傾けるべきです」と擁護した。
この意見には、同席した詩織さんの友人女性も「泰葉さんのことは知っていますが、普通の人です。理由がなければ、会見なんてしないと思います」と同調した。
詩織さんと泰葉のシンクロで性犯罪被害者を取り巻く環境が少しでも変わればいいのだが…。
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