17/05/22 00:20:58.08 CAP_USER9.net
キラーコンテンツだったJリーグの放映権を失ったスカパーJSATホールディングスは19日、2017年3月期の決算説明会を開いた。利用者離れに歯止めをかけたい……。
経営幹部が口々に語ったのは、危機感と反転攻勢への決意だ。期末の加入者数は16万件の純減で、18年3月期は大幅な減収減益を見込む。ネット配信の参入で有料動画視聴は多様化しており、競争環境も厳しくなるばかり。再び成長軌道に戻れるか。
「今期の1万件純増はなんとしてでも死守して、純減のトレンドを転じたい」。経営戦略担当の仁藤雅夫取締役は力を込めた。17年3月期末の加入者数は332万人。16年3月期末比べ16万2千件の純減は、ハイビジョンに全面移行し標準画質のサービスをやめた15年3月期の25万5千件に次ぐ大きさだ。
Jリーグは長くスカパーのコンテンツの柱だった。07年からJ1、J2の全試合を放映し、サッカーファンを獲得してきた。それを奪ったのは英動画配信大手パフォームグループ。10年で2100億円という桁違いの金額でJリーグの放映権を得た。
このJリーグの大きな穴を、スカパーはどうやって埋めるのか。サッカーファンをつなぎ留め、あるいは再加入してもらうために投入したのが、欧州や日本の天皇杯が見られる「スカパー!サッカーセット」だ。
もっとも、これだけでJリーグで離れた顧客を全て取り戻せるとは考えていない。高田真治社長は「爆