14/09/05 14:10:55.06 0.net
「時短」。どの世界でも頭を悩ます問題は、日米のプロ野球でも深刻だ。
今季の1試合(9回)の平均時間は、大リーグが史上最長の3時間8分。
日本のプロ野球は過去20年で2番目に長かった昨季と同じ3時間17分。
プレー時間に制限がないのが野球の特徴とはいえ、対策はないのか。
真っ向勝負でテンポがいいイメージの大リーグ。8月28日のメッツ―ブレーブス戦を計ってみた。
1回表、ブレーブスの1番ヘイワードは、1球ごとに打席を外して深呼吸。バットの先でベースの両端をたたき、投手と向き合う。
そのたびに4~5秒が過ぎる。
メッツの先発ニースは捕手からの返球後、次の1球を投げるのに15秒以上かかるときもあった。
家族、友人らと緩やかな時間を過ごせるのが、大リーグ観戦の魅力。ただ、懸念もある。他競技と比べてスピード感を欠くのでは?
昨年の米メディアの調査で、興味深いデータが浮かんだ。無作為に選んだ大リーグ3試合の平均試合時間は2時間58分。
そのうち、打った、投げた、走ったなどの動きがあった時間はわずか「17分58秒」だった。
展開の早いプロバスケットボール(NBA)は1試合平均2時間18分。12分間の4クオーター制のため、
当然ながらプレータイムは「48分」だ。
大リーグの規則では、走者がいない場面で、投手は12秒以内に投げなければならないとされる。
だが、米メディアによると、今季の平均は23秒。
メッツの松坂はレッドソ