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<イースター>ハロウィーンに続け! 熱帯びる関連商戦
毎日新聞 4/13(木) 20:40配信
キリストの復活を祝う祭典、イースター(今年は4月16日)の関連商戦が日本でも熱を帯びている。百貨店やスーパーなど小売り大手はイースターを象徴するウサギや卵形の菓子の品ぞろえを充実。
淡いピンクや水色などカラフルな色彩が特徴で、女性客をターゲットにツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で拡散し販売増を狙う。秋の収穫を祝うハロウィーンに続く、一大市場に成長するか。
イースターは国内では2010年に東京ディズニーランドが関連イベントを始めてから、年々認知度が高まり、小売り・サービス各社は今年は商品ラインアップや宣伝を強化して市場を盛り上げようとしている。
イオンは今年初めて全国1200店舗でイースターの共通プロモーションを展開。CMも初めて展開し消費を刺激して、売り上げ(14~16日)を前年比1割増にすることを目指す。
西武百貨店池袋店では、地下のスイーツ売り場を初めてイースター用の青い装飾で統一。ウサギ形のバッグに入った焼き菓子や春らしいピンクや黄色のケーキなど66種類を販売したところ、手土産用などに人気を集めているという。
同店の亀谷敏和洋菓子係長は「2月のバレンタインデー、3月のホワイトデーに続く『4月のイースター』を確立したい」と意気込む。
コンビニ各社も新商品に力を入れている。ファミリーマートでは、ウサギの顔を描けるケーキや卵のように見えるプリンなど「楽しくて美味(おい)しい」をテーマに15商品を発売。ローソンでは卵の殻を色づけしたイースターエッグを模した「イースタードーナツ」を売り出した。
家族や友人と楽しめるイベントも多彩だ。横浜ベイシェラトンホテル&タワーズは、イースターをテーマにした夜間のスイーツビュッフェを初開催、仕事帰りの女性に人気だ。イースターイベントが恒例となった東京ディズニーランドは新キャラクターの「うさたま」を登場させた。
日本記念日協会によると、イースター全体の市場規模(推計)は5年間で2倍近くに成長、今年は320億円になる見込み。近年需要が伸び悩んでいるバレンタインや、減少傾向にあるホワイトデーとは対照的だ。
イースターと同じ欧米発祥のイベントであるハロウィーンは、16年には市場規模が1345億円となり、バレンタインデー(1340億円)をしのいでいる。“二匹目のドジョウ”を求めて、イースター市場への販売現場の期待は高まっている。
◇イースター
イエス・キリストが死後に「復活」したことを祝うキリスト教における重要な祝祭。日本語では「復活祭」と訳される。「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められており、毎年、日付が異なる。今年は4月16日に当たる。
欧米では、ハロウィーンやクリスマスと並ぶイベント。「誕生」や「復活」を表す卵や、多産・繁栄の象徴であるウサギをモチーフにした装飾で部屋を色鮮やかにして、家族で食卓を囲むのが一般的だ。
卵を使った料理を食べるほか、卵の殻に絵を描く「イースターエッグ」を室内に飾ったり、卵を探すゲーム「エッグハント」などを楽しんだりする。
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