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引き延ばしは時間の無駄 「都民ファースト」どこへ?
小池百合子東京都知事が、築地市場の移転問題を検討する「市場のあり方戦略本部」を立ち上げた。
築地の再整備も一案に豊洲移転の可否を決めるというが、都民の過半数が豊洲移転支持という世論調査の結果が出たうえ、
小池流の「安心」評価に、築地と豊洲で差をつける「二重基準」の批判も出ている。
都議会百条委員会の証人喚問が終わった。石原慎太郎元知事、浜渦武生元副知事、歴代市場長、東京ガス関係者ら24人を喚問。
証言の矛盾点を突いたものの、豊洲取得交渉の真相は、ぼやけたままだ。
一方、豊洲の地下水から環境基準値を大幅に超えるベンゼンなどが出た問題は、都の土壌汚染対策の専門家会議が先月19日、
「地下水の水位を保つシステムの稼働で有害物質が流れ出た」と推測し、「地下水は飲用ではなく、コンクリートで覆われた地上部分は安全」との見解を出した。
いわば科学的な安全宣言だ。
いずれも大きな区切りだが、小池知事は結論を急がず、新設の戦略本部でさらに検討する構え。
しびれを切らす卸売業者らは「引き延ばし」と批判する。
戦略本部発足に合わせるように、小池知事のブレーンでもある小島敏郎「市場問題プロジェクトチーム」座長が先月29日、築地再整備の私案を発表した。
設計・工事に7年、500~800億円かけ営業を続けながら築地市場をリニューアルするという。
だが、この案には疑問が多い。築地再整備は、都が何度もトライし、工事に取りかかり途中で断念した経緯がある。
費用も都の試算値では3400億円、工期も20年以上かかると見込まれていた。
小島氏は、建設技術の進歩を理由にあげているようだが、東京五輪を控え公共工事が集中することや、
建設業界の深刻な人手不足などの負の要素も考慮したうえの工期、費用なのか。
戦略会議での比較検討の材料としての“当て馬”の疑いはぬぐえない。
豊洲移転、「安心」あやつる小池都知事の誤算
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