17/04/01 17:43:15.05 MhBYuVyw0.net BE:878978753-PLT(12121)?PLT(12121)
朴前大統領逮捕、韓国の安保空白は禁物だ
韓国の朴槿恵前大統領が収賄や職権乱用などの容疑で逮捕された。昨年の国政介入疑惑を発端とする
混乱の中心にいた朴氏は結局、国会の弾劾訴追、憲法裁判所による罷免、検察の逮捕という厳しい処遇を受けた。
これで韓国大統領経験者の逮捕は全斗煥、盧泰愚元大統領に続き3人目となり、
大統領が任期末や退任後に不幸な末路をたどった歴史がまたもや繰り返される形となった。
高まる重任制導入の声
朴氏には最大財閥サムスンからグループ内の企業合併を後押しした見返りに約束分も含め総額約43億円の
賄賂を受け取った疑いや、長年の友人、崔順実被告と共謀し文化・スポーツを名目とする財団への寄付を
大企業に強要した職権乱用などの容疑が持たれている。
韓国メディアは、5月9日の次期大統領選の運動期間が始まる今月17日までに起訴される可能性が高く、
裁判で有罪が確定すれば10年以上の懲役が予想されると報じた。わずか4カ月前まで大統領の職務を
遂行していた人物の転落劇は、ドラスチックに浮沈する韓国社会を改めて印象付けている。
大統領への権力一極集中が著しい韓国では、実際に大統領が強権を発動したり、本人や親戚が権力や地位を
利用して収賄に走ったりするケースが頻繁に見られ、国民の不満や不信は根強い。
これらが政敵同士の激しい争いの温床となり、大統領の不幸な末路に結び付いてきたと言える。