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週刊金曜日@syukan_kinyobi
『日本会議の研究』の著者・菅野完氏によるカンパ金着服の経緯が明らかに(本誌取材班)『日本会議の研究』の著者・菅野完氏が、
2013年に自身が関わる市民運動へのカンパ金のほぼすべてを着服し、運動をパージされていたことが明らかになった。
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『日本会議の研究』の著者・菅野完氏によるカンパ金着服の経緯が明らかに
『日本会議の研究』の著者・菅野完氏が、2013年に自身が関わる市民運動へのカンパ金のほぼすべてを着服し、運動をパージされていたことが明らかになった。(本誌取材班)
本誌は昨年12月27日付でホームページの「おしらせブログ」に
性的「暴行」事件を起こした『日本会議の研究』の著者・菅野完氏をめぐる「運動体」の対応 URLリンク(www.kinyobi.co.jp)
と題する記事を掲載した。同記事では、菅野氏が当時所属していた差別・排外主義に抗する「しばき隊」を抜けるに至った背景には、
〈反レイシズムの広報活動のために集められ、「差別撤廃 東京大行進」のデモの制作費に充てるよう考えられていたカンパ金の一部を着服し、使い込んでいたことが発覚したためという〉
とし、〈菅野氏は界隈の運動に関わらないとの旨の誓約書を書き、運動からパージされた〉との経緯を複数の関係者の証言として載せた。
口座管理人の立場で着服
すると記事を発表した同日夜、かつて存在した反人種差別運動団体「People’s Front Of Anti-Racism」の運営メンバーであった木野寿紀氏がネット上に、カンパ金着服に関する事実を公表した。
これによると、PFARによる「反レイシズム・メッセージ・プロジェクト」のために寄せられたカンパ金106万7601円のうち、
90万470円(口座からの出金手数料を含む)を菅野氏は着服。同団体の銀行口座の管理人であるという立場を利用し、13年5月7日から9月9日までに同額を出金した。
10月初頭にPFAR内で着服の事実が発覚したが、菅野氏に確認を求めようとしても連絡が取れなかったという。11月3日になって、菅野氏から着服した全額が同口座に返還された。
(以下略)
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