16/11/20 08:52:38.63 1J8UhKnn0.net BE:306759112-BRZ(11000) ポイント特典
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米英で起きた「負け犬の逆転劇」
世界中が驚いた(僕も驚いた)、今回のアメリカ大統領選の結果の真なる意義について、きわめて早い段階で正確な論評を加えていた人物がいる。
意外かもしれないが(いや、当然か)、それはイギリスの急進的右派政党「イギリス独立党(UKIP)」を率いる、ナイジェル・ファラージ党首だった。
ドナルド・トランプの勝利が決した直後、イギリス時間の11月9日に、彼はBBCにこんなコメントを寄せている。
「負け犬たち(underdogs)が支配者層(the establishment)を打ち負かしたのだ」
さらにファラージは、こう続けた。
トランプの勝利とイギリスの「ブレグジット」は、どちらも同じ「負け犬の逆転劇」だった、この2つの重要な選挙戦の勝利によって、2016年は「政治革命の年」となったのだ、と。
僕はここで、その「負け犬」の話を書きたい。ブレグジットの主役となった「負け犬」とは、イングランドの大都市圏以外に住む労働者階級の人々だった。
対して、アメリカにおけるそれは、おもに「ヒルビリー(Hillbilly)」と呼ばれる白人層だ。
ではその「ヒルビリー」とは、いかなる者なのか? 本稿の主旨は、それを考察してみることだ。
この原稿が、日本人にとって遠くて近いような、「アメリカの負け犬白人」への理解の糸口となるならば僕は嬉しい―。
日本人がまったく知らないアメリカの「負け犬白人」たち
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