16/07/13 08:29:47.63 drsZ3DQV0●.net BE:886559449-PLT(22000) ポイント特典
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南シナ海判決 中国は法秩序を守れ
国際法による秩序の発展に責任をもつ国になるのか、それとも秩序に挑戦する国か。
中国の習近平(シーチンピン)政権は、その岐路にあることを自覚すべきである。
オランダ・ハーグにある常設仲裁裁判所がきのう、南シナ海の問題について判決を下した。
中国が唱えるこの海域での権利を認めないと結論づけた。
国連海洋法条約にもとづく正当な司法手続きの結果である。自国に不利でも受け入れねばならない。
それが国際社会の一員として当然の選択だ。
裁判は3年前にフィリピンがおこしたもので、判決は、その訴えを全面的に認めた。
中国が南シナ海の大半に歴史的権利をもつとの主張は無効であり、中国が支配する岩礁も海洋権益の
基点にならないとした。さらに、裁判所が審理をしていた間にも岩礁の埋め立てを進めたことは、事態を悪化させたと非難している。
中国政府は裁判に参加せず、判決に従わない旨を明言してきた。領有権を当然視する一方、
こうした問題は当事者間で協議すべきだと主張した。
しかし、そもそもフィリピンによる提訴は、ルソン島西方沖の岩礁の支配権を、中国が公船を
繰り出して奪い取ったのがきっかけだ。実力を行使しておいて、当事者間で話し合おうというのは身勝手にすぎる。
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