16/06/01 19:25:48.43 SdqlNNRO0.net BE:562256607-PLT(25242) ポイント特典
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大手金属メーカー、三菱マテリアルは、戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働を強いられたとする中国人の元労働者に謝罪し、
1人当たり日本円でおよそ170万円を支払うことで元労働者側と和解しました。
3700人余りが対象となる戦後最大規模の和解となり、日本企業が関係するほかの補償問題にも影響を与えることになりそうです。
中国から強制連行されたとする元労働者とその遺族たちは、旧三菱鉱業、今の三菱マテリアルなどを相手取って、中国国内で損害賠償を求める訴えを起こしています。
このうち三菱マテリアルは、おととし和解に応じる意向を示し、交渉を続けた結果、
このほど元労働者側と合意に達し、1日午前、北京で双方が和解の文書に調印しました。
和解の文書によりますと、三菱マテリアルは、当時の使用者としての歴史的責任を認め、
「深甚なる謝罪」を表明するとともに、前身の会社とその関連会社に連行された最大で3765人の元労働者に1人当たり10万元(約170万円)を支払うということです。
ただ、元労働者の一部のグループは、あくまで裁判で争う姿勢を崩していません。
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「要求を達成できうれしい」
今回の和解について、今は亡き父親が強制連行されたという戴秉信さんは「われわれの要求を達成でき、とても嬉しい。
三菱マテリアルの態度からは、誠意を感じることができた。謝罪の文章も、被害者に対して謝罪し、亡くなった人たちに深甚なる哀悼の意を示しており願いがかなった」と話していました。
また、元労働者側を支援してきた内田雅敏弁護士は1日午後に北京で行った記者会見で、
「今回の和解の形式は、たくさんの当事者がいるこの種の問題について、大きな解決の方向性を示しているのではないかと思う」と述べて、
企業側と元労働者側が裁判所を介さず、直接交渉して和解を成立させた意義を強調しました。
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