16/05/07 21:44:53.41 Ukak9+gn0.net BE:323057825-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/premium/8114876.gif
「報復措置」として沖ノ鳥島200カイリ内に再び漁船を出航させ、台湾の政府機関である海巡署と漁業署からそれぞれ1隻ずつ船を派遣しただけでなく、
同じ海域に台湾海軍のフリゲート艦も派遣して待機させるという過激な行動を取っている。
台湾の船団は5月6日時点には沖ノ鳥島200カイリ内に到達したとも見られるが、台湾メディアの報道では、日本側も海上保安庁の船が多数、この海域に待機しており、一触即発の状況が出現する可能性もある。
芽生えていた「報復心理」
この事態について、台湾の馬英九政権で対外関係を担当する幹部の1人は、筆者の取材にこう答えた。
「これは馬総統が仕掛けた2週間の期間限定のチキンレースです。もう事務レベルでは処理できない話になってしまった。
日本には、申し訳ないが、ひたすらこらえてほしい。
台湾側にケガ人が出るとか、船が損傷を受けるとか不測の事態が起きた時は、目も当てられないことになる」
2週間とは、国民党の馬英九総統が退任し、蔡英文・民進党主席が総統に就任する5月20日までの期間を指している。
ここまでヒートアップした台湾の挑発的行動を、果たして日本は無視できるのかどうか。
確かに、台湾漁船らに対する放水だけでもさらに大騒ぎになるだろう。仮に拿捕などしようものなら、同行している台湾側の公船との衝突も起きかねない。
台湾側の対日関係を心配する人々は、この幹部の発言にあるように、ひたすら祈るような気持ちで、この2週間、日本側が抑制した対応を取ってくれることを願っている。
ところが、実は馬英九総統自身にとっては、台湾研究者である東京外国語大学総合国際学研究院准教授の小笠原欣幸氏が指摘しているように、まさに「棚からぼたもち」のような話だった。
つまり、日本に「一撃」を加えてから政権を去りたい「報復心理」が馬総統に芽生えていたと考えられるのである。
「漁船拿捕」で台湾・馬英九総統が発動した2週間の「チキンレース」
URLリンク(www.huffingtonpost.jp)