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県動物保護センター(平塚市)に飼育放棄した犬を安易に持ち込む飼い主が後を絶たない。
「病気してやっかいだ」など身勝手な理由が目立ち、センターの犬の収容数は常時40~50匹に上る。
13年施行の改正動物愛護管理法はペットの「終生飼育」を飼い主の努力義務と明記した。
これに反する場合、自治体が引き取りを拒否できるようにもなったが、結局道端に捨てられる恐れもあり、実際には拒否は難しい。
県のセンターでも15年度、飼い主が自ら持ち込んだ犬は95匹を数えた。
「妊娠したのでもう飼えない」「年を取り、散歩が負担になった」「引っ越し先がペット不可だった」
「飼ってみたものの鳴き声がうるさかった」―。終生飼育の精神は浸透していない。
近年、インターネットの飼い主仲介サイトも登場し、個人間での譲渡も増加。新しい飼い主が実際に犬を見ることもなく譲り受けた結果、すぐに捨てるなどの問題も多いと、ボランティアらは指摘する。
三浦市で昨年末に大型犬を捨てたとして、横須賀市の女性飲食店員が同法違反容疑で書類送検された事件でも、サイトを通じた個人同士のやりとりで譲渡が行われ、犬は数日後に遺棄されていた。
センターは「放棄される犬が減らなければ、やむを得ず殺処分する可能性はある。動物を飼う以上、自分の健康や年齢、家庭環境も含め、責任を持って大切にできるのか、よく考えてほしい」としている。
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