【高校野球】<桑田、清原らを輩出した超名門PL野球部>なぜ廃部に追い込まれたのか?at MNEWSPLUS
【高校野球】<桑田、清原らを輩出した超名門PL野球部>なぜ廃部に追い込まれたのか? - 暇つぶし2ch1:Egg ★@\(^o^)/
17/04/18 09:00:58.28 CAP_USER9.net
桑田真澄、清原和博、立浪和義、宮本慎也、前田健太らそうそうたるOBをプロに輩出しながら、2016年夏に突然休部した名門PL学園高校野球部。その「謎の休部」の裏側を関係者らへの取材で明らかにしたのが『永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット』だ。
同学園野球部を取り上げた書籍は数多くあれど、その創設の経緯や黄金期の圧倒的な強さの背景に、母体であるPL教団の「信仰」が深く関わっていたことを明かしたのはおそらく本書が初めてである。著者の柳川悠二(やながわ・ゆうじ)氏に聞いた。
* * *
―高校野球の書籍というと、どうしても美談になりがちですが、この作品はPL学園の「宗教と暴力」に真正面から切り込んでいる点がとても新鮮でした。
柳川 神様にお願いをして野球部が強くなるとは思っていませんが、全盛期のPL学園には信仰によっていろいろなことを皆で共有できる強さが根幹にあったのだと思います。ただ、野球部をつくった第二代教祖(おしえおや)が生きているうちはよかったが、(83年に)彼が亡くなってから野球部はどんどんおかしくなった。
勝つには勝つが、野球ばかりに熱心で、信仰心の薄い選手が増えてきたからです。そんななか、暴力事件が重なった。それまで眉をひそめていた教団の人たちからしたら、この暴力事件は渡りに船だったと思いますよ。これで野球部を潰す理由ができた、ぐらいに思っていたのではないでしょうか。
―そうした切り口ゆえか、本書では「私の写真が教団の警備員室に張られている噂まである」と、教団関係者に敵対視されたであろう様子も書かれています。
柳川 広大な敷地を持つPL学園は近鉄長野線の富田林(とんだばやし)駅側と、喜志(きし)駅側、両方に入り口があります。学校とグラウンドは1.6㎞ぐらい離れていて、野球場に行くのなら富田林のほうが近く、学校に行くなら喜志のほうが近い。その両方に警備員がいるのですが、私が行くと「とにかく、お帰りください」と言われました。
もちろん、こちらも、それはおかしいと抵抗しましたよ。宗教法人であるPL教団の敷地は、厳密には私有地とは言えない。しかも、こちらは取材目的という正当な理由がある。
「信者でないから入るな」とは言えないと思うんです。PL学園には、信仰していなくても信者だ、と言っている人もいっぱいいるわけですし。
―会うことになったものの、結局、話を聞くまでには至らなかった関係者のエピソードも披露されてます。取材を断られた人数は相当な数になるのでは。
柳川 取材期間は約2年9ヵ月で、週刊誌からの依頼記事も入れると月2回のペースで大阪に行っていました。でも、教団関係者は基本的には何を聞いてもノーコメント。機嫌を損ねさせてしまって、「あなたにはしゃべりたくない」と言われたこともある。
ある方には「私たちの人生を狂わせないで」とまで言われました。50人近くの方に取材を断られてるんじゃないですかね。野球部の不祥事を告発した人にも、個人的なルートを使って接触したのですが、ほとんど受けてくれませんでした。
―その熱心さが伝わり、なかなか取材を受けてくれなかった、PL学園の甲子園初出場時の監督にして、伝説のスカウトマンでもある井元(いのもと)俊秀氏を引っ張り出すことに成功しています。この本の前半のひとつのクライマックスですね。
柳川 何度、電話をしても、また今度と言われ、その繰り返しでした。でも、その井元さんに話を聞けたことで、これだけの評価をしていただいた(第23回小学館ノンフィクション大賞受賞)のだと思っています。
―それにしても、第三代教祖を新幹線の車内で直撃しようとするなど、かなりゲリラ的な取材も多かったようですね。
柳川 (発売後)いやがらせの手紙とか抗議文が来るかもと思っていたのですが、そういうことはなかったですね(笑)。あったらあったでいいと思っていたんですが。
つづく
2017年4月18日 6時0分 週プレNEWS
URLリンク(news.livedoor.com)


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