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【ソウル聯合ニュース】2018年にロシアで開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選で、
韓国代表が23日に中国とアウェーで対戦することと関連し、
韓国政府が中国側に対し、韓国人来場者の安全を確保するために万が一の事態に備えるよう要請した。
韓国外交部が21日明らかにした。
米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の
在韓米軍への配備に反発する中国で反韓感情が高まっていることを受けての措置。
外交部によると、韓国側の要請により、中国の関係当局は韓国からの応援団のための座席と専用の出入口を設置。
試合当日には競技場の内外に約8000人の警察官を配置するなど安全対策を取ることを決めたという。
外交部はまた、試合が行われる湖南省長沙市に在中公館と合同で情報を収集・把握する班を設置する。
サッカー協会、応援団、現地の韓国系住民代表などを含む緊急連絡網を使用して安全情報を随時確認するなどし、
安全確保のための対策を行う予定だ。
さらに、同部は21日に大韓サッカー協会と応援団が利用する旅行会社と安全に関する懇談会を開き、
応援団の移動経路を確認する一方、安全を確保するために必要な措置について事前点検した。
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