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14日放送の「ひるおび！」（TBS系）で、弁護士の八代英輝氏が、学校法人森友学園をめぐる稲田朋美防衛相の発言を批判した。
番組では、稲田氏と大阪の学校法人森友学園の関係を取り上げた。稲田氏には同学園の代理人弁護士として出廷した記録があることが一部で報道されている。これに稲田氏は「（弁護士の）夫の代わりに出廷した」と説明し、同学園の理事長・籠池泰典氏との関係については「10年ほど前、大変失礼なことをされたということがありまして、それ以来私は関係を断ってきている」と話しているという。
この問題に八代氏は、まず稲田氏には政治家と弁護士・代理人という2つの立場があると指摘する。その上で八代氏は「弁護士・代理人という立場で接触した相手だったら、10年経った後も『失礼なことをされた』なんて言っちゃいけない」と、稲田氏の発言に苦言を呈したのだ。
続けて八代氏は、弁護士は仕事柄、トラブルにあっている人と面会すると説明。その上で、社会的に厳しい目で見られる人と仕事をすることに理解を示しながらも、「（稲田氏は）そこを筋を追って説明するってことができていない」とコメントする。
さらに、稲田氏が2016年10月、籠池氏に防衛相感謝状を贈呈していることにも触れ、八代氏は「感謝状を授与してもいるのに、『一切関係を断ってます』みたいな言い方をするから、疑惑がどんどん膨らんでいってしまう」「虚心坦懐にお話されるべきだと思う」と提言していた。
2017年3月14日 15時12分 トピックニュース
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