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日刊スポーツ 3/13(月) 9:34配信
歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、妻小林麻央との結婚や父市川団十郎さんの他界などを
経験したこの10年間を振り返り、自身の変化を語った。
海老蔵は13日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」にVTR出演。07年に同番組で
軽部真一アナウンサーからインタビューを受けた当時の映像を観ながら
「若いなっていう、いい部分と危ない部分(がある)。10年前の彼にとってみれば
魅力なんですけど、それを継続するっていうことは難しいでしょうね、伝統芸能・文化を
進めていく上では」と印象を語った。
当時は派手に夜遊びしていたが、現在は「出かけないですね。(10年前は)夜出かける割合が
昔は10割中15割くらいだった。今は3厘くらいです。お酒もあんまり飲まないですし、
妻との時間とか、家族の時間とか(を大切にしている)。自分の中で何かちょっと
変わっちゃったんでしょうね」と家族ができたことで心境にも生活にも変化があったことを
語った。
この10年間は、海老蔵が「本気で」歌舞伎俳優として進み始めたスタートに
重なるのだという。「本気でやり始めた瞬間の歪(ひずみ)と言いますか。
正しい方向に行こうとしてる時に対する急激な軌道修正。結婚もそうですし、父が他界したことも
そうですし、勸玄が生まれたこともそうですし、そして麻央が病気だったということも」と、
そうした出来事が歌舞伎俳優として生きていく道標になった。
「私がやらなくちゃいけない使命というか、さだめというか運命というか、さがというか。
そういったものがものすごく影響している10年。ご先祖様なのか、自分の目に見えないものが
導いてくれた10年かな」と語った。
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