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2017年3月10日6時0分 スポーツ報知
オーストラリア戦の8回2死一塁、2戦連発となる右越え2ランを放つ
WBC日本代表の主砲・筒香嘉智外野手(25)が9日、中国戦(10日・東京D)に向けて完全休養でリフレッシュした。2戦連続本塁打をマークしている4番は、同大会でチーム史上初となる開幕から3戦連続アーチへの期待を背負って試合に臨む。
侍ジャパン初の快挙へ、筒香があくまで無欲を貫き通す。休養日だったこの日は、マッサージなどで回復に専念。「世界一が目標なので。そのために僕はいい準備をするだけ」と言葉に力が入った。ここまで2試合連続本塁打を放ち、10日の中国戦(東京D)も一発が期待される。初戦から3戦連発は日本代表では達成者がいないが「一番は日本が勝つこと。3戦全勝で勢いに乗りたい」とチーム第一を強調した。
7日のキューバ戦、翌8日のオーストラリア戦とそれぞれ2ラン。「どんなことがあっても4番の筒香だけは変えない」と断言した小久保監督の信頼に、すさまじい活躍で応えてきた。活躍しても決して、騒がず、おごらず突き進んでいる。先制打とダメ押し弾で3打点した開幕戦後も「今日は終わったので、また切り替えてやりたい」と前を向いた。ここまでの2本塁打は意識しない。目の前の敵を倒して勝つことだけを考えるのが筒香スタイル。過去2試合と同じまっさらな気持ちで中国と対峙(たいじ)すれば、アーチだって夢じゃない。
昨年は44本塁打と110打点でセ・リーグの2冠王に輝いた。「チームの勝ちにつながる一打が何よりも貴重」と個人成績には関心を示さず、でもプロ野球の歴史に名前を残してきた。7月19日のヤクルト戦(神宮)から22日の巨人戦(東京D)にかけて、3試合連続の1試合2本塁打。29日の広島戦(マツダ)で月間6度のマルチ本塁打。いずれもプロ野球新記録。チーム打撃の先に偉業がある。
WBC初打席こそ「体が思うように動かなかった」と振り返るが、すっかり本来の頼もしい姿に戻っている。オーストラリア戦では5番の中田とアベック弾。連勝スタートの原動力になった。小久保監督も「さすがニッポンの4番だと思います」と絶賛する大黒柱。「子どもたちに夢を与えたい。全世界のみんなに生きる力を与えたい」と誓い、有言実行のスイングを続けている。1次ラウンドの締めくくり。夢を運ぶアーチを日本全国が待っている。(長田 亨)
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