17/02/16 16:59:12.11 CAP_USER9.net
突然の「幸福の科学」への“出家宣言”で衝撃を与えた女優、清水富美加(22)の引退騒動。いきなり仕事を辞めた清水の対応が非難される一方、この事態を招いた所属事務所にも厳しい目が注がれている。この事務所では女優、のん(本名・能年玲奈)でも同じようなトラブルが起きていたからだ。
清水が所属するレプロエンタテインメントは、有力芸能事務所のひとつで、新垣結衣や川島海荷、長谷川京子ら人気女優が名を連ねている。
レプロ側は14日、清水の意思を尊重するとの声明を出したが、事態は平行線のままだ。清水側は出家の理由について、デビュー当時の月給が5万円だったことや、7月公開の映画で人肉を食べる役を演じることになったことなど、思想信条にそぐわない仕事が増えたと説明。「嫌な仕事の典型が水着のDVD。性的対象になるのが嫌で、拒否したにもかかわらず入れられた」としている。
しかし、突然の出家宣言による現場放棄で、多くの現場が混乱。芸能界の先輩たちも、テレビ番組などで口をそろえて、清水側の対応に苦言を呈する状況だ。
「事務所は、家賃や食費など必要な経費に加え、売り出しにかかる費用など莫大な投資をしている。その分、人気が出れば、双方に戻ってくることになる。芸能界とはそういうもの」と、ある芸能関係者はレプロの対応に理解を示す。
一方、「今回のケースは、のんの独立騒動と非常に酷似している」と警鐘を鳴らすのは芸能評論家の肥留間正明氏だ。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレークしたのんも、レプロからの独立をめぐってトラブルとなり、まだ解決していない。「のんもデビュー当時、月給が5万円だったと報じられた。そして、仕事内容で事務所とのあつれきが生まれる中、のんが精神的に頼ったのが演出指導の女性でした。一時は“洗脳”されたとも報じられたほどです」と肥留間氏。
待遇や仕事内容で事務所に不満を抱くようになった清水が頼ったのは宗教だった。「ツイッターで名前の後に本名と入れているのも、直筆コメントで『洗脳ではない』と書いたのも、のんのケースが頭によぎったのだろう」と続ける。
タレントとのトラブルが相次ぐことは事務所にとっても、マイナスイメージでしかない。
肥留間氏は「どちらの場合も、事務所側のコントロールができていないと見なされてしまう。そして、さらに同じような不満を持った第2、第3の清水やのんが出てきかねないという不安が生まれ、今後の業務に大きな影響を与えることになりかねない」と指摘する。
騒ぎはまだまだ収まりそうにない。
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