17/02/13 20:28:29.57 CAP_USER9.net
宗教団体「幸福の科学」に「出家」したと発表した女優の清水富美加さん(22)は、これからどんな「出家」生活を送るのか。過去に、様々な宗教での「出家」が報じられた著名人は、これまでの環境を離れて生活を送ることが多く、主要な辞書でも、「出家」は「家を出て仏門に入ること」だと説明されている。
ただ、幸福の科学は、教団職員を「出家者」と位置付けており、「出家生活」は「社会と隔離された集団生活ではない」と説明。広く知られている「出家」のイメージとは異なっている。
「職員としての採用が決まった時点で、出家が決まったことになります」
幸福の科学の2016年の職員採用ページには、「幸福の科学の職員(出家者)」という表現がある。この点について、J-CASTニュースが
「宗教法人幸福の科学の職員に採用されれば、住んでいる環境や場所にかかわらず『出家』した、ということになるのでしょうか」
と確認したところ、幸福の科学グループ広報局は、
「職員としての採用が決まった時点で、出家が決まったことになります」
と回答。出家生活については、
「社会と隔離された集団生活ではなく、基本的には現代的な社会生活と変わりません。家族とともに居住する場合もあります」
と説明した。具体的な生活スタイルについても、
「朝の祈りから始まり、仏神への感謝と人々への救済を常に考え続けながら、教団の指導者の一人として清浄な生活を送るものです」
と説明した。12日の記者会見では、法名として「千眼美子」という名前で活動していくことも発表されている。
清水さんは、家族が元々幸福の科学の信者でもあり、文字通り「家を出る」ということではないようだ。
過去の著名人の「出家」は荒行、教団施設生活...
過去に「出家」が注目された著名人には、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(94)や日劇ダンサーとして知られた鹿島とも子さん(66)のケースなどがある。瀬戸内さん(94)は、すでに作家として有名だった1973年秋、岩手県平泉町の中尊寺で行われた得度式で51歳にして「出家」。名前も「晴美」から「寂聴」に改め、比叡山の荒行に臨んだ。
鹿島さんは1994年、オウム真理教(当時)に息子とともに出家。「サティアン」の異名で知られた山梨県内の教団施設で暮らしたが、長女を教団施設に監禁した罪で有罪判決(懲役2年、執行猶予4年)を受け、後に脱会している。
主要な国語辞典でも、「出家」は
「家を出て仏門にはいること。俗世を離れ仏法修行の道にはいること。しゅけ」(精選版 日本国語大辞典)
「家を出て仏門に入ること。俗世間をすて、仏道修行に入ること。また、その人。僧」(広辞苑 第6版)
URLリンク(news.infoseek.co.jp)
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と説明されている。しかし、幸福の科学では、こうした解釈は取っていないことになる。