17/02/12 20:06:02.78 CAP_USER9.net
３月６日開幕の第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）は７日（米国時間６日）、
最終登録メンバー２８選手の提出期限を迎えたが、侍ジャパン最大の注目選手、
大谷翔平（日本ハム）は右足首故障の影響で「二刀流」はおろか野手としての「一本刀」も断念、登録から外れてしまった。
チームの「顔」脱落
ＷＢＣの登録メンバーに日本人メジャーリーガー投手からの選出がないのは第３回大会も同様だったが、
前回は田中（楽天）、前田（広島）という一級のメジャー候補生がいた。
さかのぼれば、０６年第１回大会は何より王監督（当時ソフトバンク監督、以下同）の威光がバツグンで、
イチロー（マリナーズ）やメジャー直前の松坂（西武）、上原（巨人）らが参戦。０９年第２回大会はイチロー、
城島（マリナーズ）、松坂（レッドソックス）ら現役メジャーが５人にダルビッシュ（日本ハム）、
岩隈（楽天）とメジャー候補生もズラリの超豪華布陣だった。
それに比べればチームの「顔」がいなくなった影響で、今回のチームはいかにも地味な編成にみえる。
大谷の完全辞退は戦力面はもちろん、人気面でも大きなマイナスだ。
強力コンテンツ日韓戦
ただ、国別対抗戦のＷＢＣには頼みの綱がある。日韓戦だ。
過去のＷＢＣをみても第２回大会（２００９年）の２次ラウンド最終戦で
平均視聴率４０・１％（ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同）を記録したのをはじめ、
同大会１次ラウンド３７・８％、同決勝戦３６・４％、第１回大会（０６年）準決勝が３６・２％と、
日本におけるＷＢＣ歴代視聴率の上位５傑のうち４試合を日韓戦が占めている
（１位は第１回決勝日本－キューバ戦の４３・４％）。
高視聴率連発の第２回大会など運営自体がすさまじく、１次ラウンドで２度、２次ラウンドでも２度、
そして決勝戦と１大会で５度（！）も日韓戦が行われている。
ＷＢＣ以外の国際大会では考えられないシステムだが、それでも多く野球ファンが大した疑問も抱かず、声援を送っていた。
大したキラーコンテンツぶりを発揮したのだ。
頼みの綱が…
第４回大会は参加１６カ国が４組に分かれて１次ラウンドを戦い、
上位２チームが２次ラウンド（東京、サンディエゴ）で４チーム２組に分かれて総当たり。
この上位２チームが準決勝、決勝（ロサンゼルス）をトーナメントで争うというオーソドックスな大会。
１次ラウンドで別々の組となった日韓は、最大で２次ラウンドで１試合と３位決定戦か決勝での１試合の２試合しか戦えない。
だが、それも順調に勝ち進んでのこと。
１次ラウンドでオランダ、台湾、イスラエルと対戦する韓国だが、日本同様メンバー選考に難航。
パイレーツ内野手、姜正浩らメジャーリーガーが過去の賭博や飲酒運転などの醜聞で代表を外れ、
国内組でもエース級の投手が次々と故障離脱と厳しい状態で、台湾はおろか、
昨秋の強化試合で日本を苦しめたオランダにも苦戦必至の情勢だ。
さらに前回１３年大会で１次ラウンド敗退を経験しているだけに、
今回地元ソウルで行われる１次ラウンドはその熱狂的応援が両刃の剣になることも。
目玉の日韓戦がなくなる可能性もゼロではない。
もちろん、１次ラウンドでキューバ、豪州、中国と戦う日本が足下をすくわれるようなら何をか言わんやだが。
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★1 2017/02/10(金) 18:17:35.74
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