17/02/03 23:21:19.76 CAP_USER9.net
「山形にはレベルの高い選手がたくさんいる。ついていくのに必死」。Ｊリーガー2年目のＭＦ中村駿は素直な思いを吐露する。同じボランチの本田拓也、松岡亮輔、風間宏希らを意識し「僕よりはるかに経験を積んでいて、一緒にやれるのはプラス。足りない部分を補えば、もっと良くなる」と自分の伸びしろを信じる。
昨季、駒大からＪ2群馬に加入したが、実はアマチュア契約だった。選手の傍ら「群馬のスクールのコーチを務め、給料をもらっていた」と明かす。活躍が認められ、6月にプロ契約に変更。「プロになるまで1年はかかると言われていた。順調過ぎて不安になった」と苦笑いする。
2002年の日韓ワールドカップを見てプロを志した。「（プロの世界を）身近に感じ、自分が進みたい道だと思った」。ハードワークと右足のキック精度に自信を持つ。ゴール前にも積極的に顔を出すのが持ち味だ。
ルーキーイヤーで4得点を挙げた昨季、山形と対戦した試合はどれも印象深い。中でもリーグ戦第12節は一つの転機になった。0?3の劣勢から途中出場し、記念すべきＪ初ゴール。そこから先発の座をつかんだ。
山形への移籍話が浮上した際には、今季新たに率いる木山隆之（たかし）監督から「Ｊ1を目指さないか」と誘いを受け「はい」と即答したという。「ボランチで点も取れるところ、90分間走れるところを評価してもらったと思う」 新天地での第一の目標はスタメン定着。中盤の底で攻守の役割を果たすことに加え「何か突出したもの、目に見える結果がないと生き残れない」と危機感も。「5ゴール、5アシスト」と具体的な目標を挙げ、精進を誓った。
【なかむら・しゅん】 千葉県出身。昨季、駒大からＪ2群馬にアマチュア契約で加入し、6月にプロ契約を結んだ。身長178センチ、体重70キロ。利き足は右。ポジションはＭＦのボランチ。22歳。
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