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歌手の和田アキ子（６６）が２日、フジテレビ系「バイキング」（月～金曜・前１１時５５分）に生出演し、結婚２か月後にがんを宣告された当時を赤裸々に語った。
和田は「子供がほしくて検診に行ったら、最初は子宮筋腫って言われて、１か月様子見ましょうって。細胞とったりして。もう一回来てくださいって言われて、今度はがんって言われた」とがんが発覚した経緯を説明。さらに「３６年前ですから、がんイコール聞いたら死ぬってイメージがあった。死ぬのかって、お医者さんに聞いたら『全摘すれば、転移しないからそれは大丈夫です』って『全摘ってどういうことですか？』ってきいたら『全部とっちゃうから、そのかわり赤ちゃんは一生出来ません』まー本当人生でこれだけ泣けるのかって思うぐらい泣いたね」と当時の心境を話した。
告知後は死ぬことを考えたと話し「生きている意味がないと、背が高くってずっといじめられてきて、野球とかサッカーぐらい出来る子供がほしいって行ってきて、ダメだったから死んだ方がましかなって思ったけど命があった方がいいって。うちの母と主人が手術の同意書を書いたんですよ。新聞投げてやりました『テメーらが決めることじゃねーコノヤロー』って、オカンと旦那に」と涙をこらえながら話した。
さらに「病院の４階だったから、ここから降りれば女のまま死ねるとおもった。そしたら旦那が『病院はみんな行きたいって思ってきてるんだよ、どうしてそんな事言うの？ 俺、飯塚現子好きだけど、和田アキ子もっと好きだよ』って言われた」と夫の言葉に踏みとどまった事を告白した、この言葉には「大きかった『和田アッコの歌が好きなんだ』って言われたのは」と話した。
2017年2月2日14時25分 スポーツ報知
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