17/02/02 04:17:43.77 CAP_USER9.net
スポーツ報知 2/2(木) 4:00配信
【日本ハム】大谷、右足首手術の可能性も…WBC“野手”も辞退へ
WBCでの登板回避を会見で話す大谷は悔しそうに唇をかんだ(カメラ・矢口 亨)
【ピオリア(米アリゾナ州)1月31日=ペン・岸慎也、カメラ・矢口亨】球春到来の日本列島に衝撃が走った。侍ジャパンのエース・大谷翔平投手(22)が右足首の故障のため、3月の第4回WBCでの登板を回避することが決まった。全力疾走ができず、走塁面で大きな不安を残すことから、「打者・大谷」も出場を辞退する見通し。患部の痛みが引かなければ手術に踏み切る可能性もあり、今オフのメジャー挑戦に影響を及ぼす可能性も出てきた。
悔しさを押し殺すように大谷は淡々と質問に答えていった。侍ジャパンでの登板回避―。苦渋の決断に至った理由をこう吐露した。
「(日本代表は)100%のコンディションじゃないといけない場所。3月7日に100%でいける自信が正直ないので、行くべきではないなと。なかなかないチャンスなので、出たいと思ったし、投げたいと思った大会。残念な気持ちはあります」。万全の状態でマウンドへ登れない現状に納得し、決断した。
元々、両足首の関節が緩く、捻挫しやすいタイプ。昨年の日本シリーズ第4戦(札幌D)の走塁中、一塁を踏んだ際に痛みを覚えた。11月の日本代表の強化試合・メキシコ戦では同様の場面で再発し、悪化。数回にわたって病院で検査した結果、「三角骨の骨棘(こつきょく)の痛み」と診断された。
先月、ブルペンに2度入り、状態を確認した。「あまり良くないなと感じていました。ギリギリまで頑張ってきたけど、難しい。根本的にしっかり走れない。そろそろ決めないといけない頃合いだった」。爪先を上げる動作で痛みが出るため、ダッシュや、投手プレートから右足首が離れる瞬間、動きに支障が出る。さらに患部をかばうことで、両脚の太もも裏に張りも生じた。
吉村GMによると、球団が侍ジャパン側に「投手辞退」の意思を伝えたのは米1月29日(日本時間30日)。キャンプイン前日のこの日、栗山監督と大谷が協議し、最終結論に至った。