17/02/01 17:09:34.41 CAP_USER9.net
フジテレビ系の情報番組「バイキング」（月～金曜昼）が好調だ。昨春から“生ホンネトークバラエティ”とうたい、演出は最低限に、生で激論をかわす方向にリニューアル。嘘のない本音を伝えるスタイルが、最近の視聴者の趣向の変化とマッチしているというのだ。
昨年夏ごろから、視聴率が好転してきた同番組。今年は年明け早々、１月５日の放送回で番組最高視聴率の７・２％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）を記録した。これは、昨年同時間帯トップだったＴＢＳ系「ひるおび！」と並ぶ数字だ。
「当初は『業界視聴率が高いのでは』といわれましたが、もはや一般視聴者にも人気が定着しつつある。都知事選の際には候補者３人の討論や、小泉純一郎元首相の秘書だった飯島勲氏、さらに石破茂氏、鈴木宗男氏といった大物政治家をブッキングするなど、バラエティーの枠を超えて大胆に仕掛けている」（放送関係者）
また、あくの強いコメンテーターとして坂上忍（４９）の存在も大きいのだとか。
「良くも悪くも歯に衣着せぬ発言で、放送後にはよくネットニュースにも取り上げられる。それが視聴率向上に貢献している。今回も狩野英孝の淫行疑惑の謝罪・釈明会見を『不快以外のなにものでもない』とバッサリですから」（前出・放送関係者）
伝説的長寿番組、タモリ司会の「笑っていいとも！」の後番組というプレッシャーの中、当初はいいとも的な生バラエティースタイルで新味に欠け苦戦していた。
「迷走ぎみだったが、本音トークに乗り出してからは番組のカラーも明確となり、視聴者の支持が徐々に定着してきた。いまはなんでもネットに情報が出るから、テレビの虚構が通じない。日本テレビ系『イッテＱ』はじめ、賛否が出ることを恐れず大胆に本音をぶつける番組、嘘のない番組が視聴者の支持を得ています」（テレビ誌編集者）
時代が変われば、視聴者のニーズも変わる。“嘘のない本音”に突破口がありそうだ。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)