16/12/30 13:45:20.77 CAP_USER9.net
日本野球機構(NPB)とプロ12球団が主催し、3日間にわたって宮崎県で行われる「12球団ジュニアトーナメント」は、29日に準決勝、決勝戦を迎える。小学5、6年生の少年少女が参加する今大会は今年が12回目となるが、注目度は年々アップ。選考会には、各球団とも約500人が参加する盛況ぶりだ。
その中から選ばれた18人が、しのぎを削るのだからレベルが高い。楽天・松井裕、西武・森、阪神・高山らがこのトーナメントに出場しており、軟式球を握る小学生にとっては、あこがれの大会になっている。
今回、6年生のわが家の長男が某球団の選考会に参加した。あえなく1次選考会で落選したが、元プロ野球選手の監督やコーチにノックしてもらったり、自分のプレーを見てもらったりしたことが刺激になったようで、野球への情熱は、さらに高まったように見える。
近年、若年層の野球離れが加速度的に進んでいる。日本中学校体育連盟(中体連)によると、男子の軟式野球人口は2009年には30万7053人だったが、今年は18万5314人。7年間で実に12万人も減少し、サッカーに首位の座を明け渡した。ほかにシニア、ボーイズなどの硬式組が約4万人いるとはいえ、野球の将来を考えれば深刻な問題だ。
だからこそ「ジュニアトーナメント」のような、プロ野球とジュニア世代を結ぶ活動は今後、さらに重要になる。入社当時、サッカー担当だった私は、そのころ人気絶頂だったラモス、カズ(三浦知良)らV川崎(現東京V)の主力選手が、V川崎の小中学生選手と一緒に練習するのを何度も見た。そんな光景が野球でも普通のことになれば、と思う。
徐々にそういう流れは生まれつつある。楽天は昨年、下部組織として「楽天リトルシニア」を設立。今秋の東北大会を制し、来春の全国選抜大会に進んだ。ロッテ・福浦と今季限りで引退した大村三郎(サブロー)氏は昨年、共同オーナーとして「千葉幕張ボーイズ」を設立した。小中学生に野球の魅力を伝えるための動きが、さらに活発になることを願っている。
URLリンク(www.sanspo.com)
★1 2016/12/29(木) 17:10:06.74
スレリンク(mnewsplus板)